永福校ブログEIFUKU BLOG
2024.03.23 | 課外授業
【受験オフシーズンだから語れる】「何のために学ぶのか」
【受験オフシーズンだから語れる】「何のために学ぶのか」
東京都杉並区永福町の個別指導塾、英才個別学院 永福校です!
受験シーズンが一段落した今だからこそ考えたい「学ぶ目的」。
「高校や大学入学がゴールではないですからね」
という話は内部生によくしています。
では勉強のゴールとはどこなのでしょう?
それはつまり、「我々は何のために学ぶのか?」という質問に置き換えてもいいかもしれません。
これに関しては室長の個人YouTubeで語っていますので興味がございましたらそちらもご覧ください。
【学習のスタートアップ】我々は何のために学ぶのか?(51分34秒)
何のために学ぶのか・・・?
私なりの答えは、「幸せに生きるため」。
では「幸せ」とは何か?
「自分の好きなこと、得意なことで誰かの役に立ったり誰かを喜ばせたりすることにより、経済的にも精神的にも自立して豊かな状態」であること。
早い話が、好きなことや得意なことを仕事にして生きていけること、ということです。
そのためには・・・、
自分は何が好きで、何ができるのかを知る必要があります。
そのために様々なことを学習するのです。
そして、学習する中で「嫌い」なことや「できないこと」を見つけることも大切です。
様々なものに触れることで、自分に向いているもの、出来ること、苦手なことなどを判断して選択肢を絞っていくのです。
そして、人との違いを理解するのです。
自分は嫌いでできなくても、その科目が好きでいとも簡単に問題を解いていく人もいる。
すると自分の苦手なことを難なく行っている人に対するリスペクトが生まれます。
こういう感情を忘れなければ、将来できることを一生懸命頑張ってお金をもらうのと同時に、自分のできないことをやってくれる人に対して素直にお金を払うことができます。
「職業に貴賎なし」の発想で、気持ちよく経済を回すことができるようになるのではないでしょうか。
そのようなお互いを認め合う社会になれば世の中はもっとまろやかに回るはず・・・。
学問は、自分の得意、不得意を見出し、得意なことを突き詰めるチャレンジ精神と、自分にできないことを素直に認める謙虚さと、それができている他者への尊敬を学ぶ精神修業の一種だと考えています。(あまり学習塾の運営者にはふさわしくない考えかもしれませんが)
さて、2018年9月に発表された論文(西村和雄、八木匡)では、「幸福度は何で決まるのか」というテーマに対して、「健康」「人間関係」に次いで「自己決定」を主要因に上げています。
学歴や収入よりも大事な要因となった「自己決定」について、次回お話ししていきます。
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