大学受験　就職を見据えて学部を考える　文系編②

いわゆる「潰しが効く」学部、文系をもう少し見ていきます。


芸術系はどうでしょうか？


美術系

作家になるというのであれば厳しい道も覚悟しなければなりませんが、一般企業への就職は門戸が開かれているでしょう。

製造業のデザイン作成や一般企業の各種パンフレット制作、それに伴う写真撮影、レイアウトなど、美術系の技術を活かせる場は広くあります。

工業製品のデザインは企業のトップシークレットになっている場合もありますので、デザインが作成できる方は重宝されるでしょう。

また絵画や彫刻などの作品制作の過程で、物事を多面的に捉える力や客観性を身に付けることができるため、一般的な職種についたとしてもプレゼン資料や見せ方の工夫などで大いに役立つことと思います。


音楽系、演劇系

作家やプレーヤーとしての道は険しいですが、培った感性や表現力を活かして企画職や営業、販売職を目指すのはありです。

いずれにせよ台本や楽譜を吟味し、表現力を鍛える際に身に付けた観察眼や客観的視点は、どの職種でも活かせるものだと思います。


芸術系の学部、ぜひ真剣に、全力で取り組んでください。