【都立入試】男女別定員を全面廃止、男女合同入試へ

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9月11日に、東京都教育委員会より都立入試における男女別定員の撤廃が発表されました。





都立高校入試では、今まで生徒の男女比をほぼ同じにするために全国で唯一男女別の定員を設けていました。





板橋区にある板橋高校を例にすると、



令和5年度入試の男子定員が133名、女子定員が121名という形をとっていました。



ではこの募集に対してどれだけの応募があり、倍率がどうだったのかというと



応募人数：男子157名、女子169名



合格倍率：男子1.18、女子1.40


実際は２０％を男女合同とする緩和措置をとったために男女合同実施だった場合と結果は変わらなかったのですが、この緩和措置がなかった場合は男子よりも女子の方が厳しい倍率で戦うことになっていました。





この20%の緩和があったとしても男女差が生まれた学校もあり、





※東京都教育委員会より引用





結果として、女子に不利な入試になってしまっているというのが現状でした。





これは不平等じゃないかということで徐々に緩和を進めていき、今年度からいよいよ男女平等で点数を比べる入試に移行することになったというのが、今回の発表です。







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今後は他県と同じように男女関係なく点数上位から生徒を選抜していくことになります。



全体の合格点は超えていたのに男女別の関係で合格できなかったみたいなことは起こらなくなるので、入るべき生徒が入れるようになるのは良いことですね。



ただ、これによって戦う相手は増えることになり、「自分の性別の倍率は低いからねらい目だ」といったこともできなくなるので



今まで以上に志望校選びに慎重になる必要はあると思います。







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