中学受験の偏差値について

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英才個別学院　南阿佐ヶ谷校　室長の佐々木です。

毎週土曜日は中学受験に関するブログをお届けしています。

今週は、中学受験の偏差値についてです。

「偏差値５０」という数字でどういう印象を受けますか？

一般的には、真ん中のイメージになりますよね。

これでOKなのですが、それでは話が終わってしまいます。

大事な部分を知らずに進んでしまうと大変なので、まずは知っておきたい所は

「どの母集団での真ん中なのか？」ということです。

中学校受験をする人は、ほとんどが小学校で上位層になります。

東京２３区で約４．３人に１人が私立中・国立中へ進学しています。

約２３％の人となります。

また、希望がかなわず公立中へ進学する人もいますし、都立の一貫校を受検する人もいます。

そうすると４０％ぐらいの人が受験をしていると考えられます。

受験をする人の４０％全員が上位から並べていくと考えたら、偏差値５０は真ん中になるので受験をしない人も含めて上位２０％に入る位置取りになります。この位置取りを偏差値換算すると偏差値５８～５９となります。

「偏差値５０くらいは、、、」と真ん中をイメージした話が変わってくることがお判りでしょうか？

中学受験で偏差値４０～４５のレベルの学校でも、高校入試では偏差値５５前後の学校も多く中には６０を超える学校も珍しくありません。

偏差値という数字は、母集団によって大きく変わってきます。

そのため、進路を考えるときには受験の偏差値だけではなく、高校・大学とどうやって進んでいくのかまで目線を置いて考えるようにしています。

偏差値至上主義にならず、子供たちの飛躍や成長を考えて一緒に取り組んでいければと思います。

心配な方はすぐにご相談ください。

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