2024.04.25 | 中学生
1学期テスト対策【中3・受験生編】
こんにちは!
英才個別学院 踊場校 室長の船田です。
まず中学3年生の皆さんにとって
もう受験は最終局面を迎えているということを
自覚してほしいと思っています。
当学院の中3生徒は既に何度も面談を行い、
志望校を決め、
その高校に合格するために、
1学期のテストで何点を取る必要があるのか、
成績はいくつを取らなければいけないのか、
計画を練りに練って進めています。
塾は勉強をするだけの場所ではありません。
受験は戦略です。
むやみやたらに勉強していては
効率も上がりませんし、時間が足りません。
何を今やるべきか、
何をいつまでにするべきか、
しっかり考えて動いていくべきでしょう。
※これはとある中学校の去年のテスト範囲表になります。
※中学によって、出題の仕方も
テスト科目の有無も異なりはしますが、
参考までにひとつずつ確認していってみましょう。
★中3英語★
ある中学のテストでは、長文問題が5題出題されます。
50分のテスト時間で5題です。
リスニングで10分くらいの時間を取られるとしたら
40分ほどの時間しか残されていません。
当然、文法問題などもあるため、
5~7分で正確に文章を読み、
問題を解いていかなければなりません。
正直、これは「入試より難しいのでは?」というレベルの問題もあります。
それは当然ですよね。
だってこれは中3のテストの長文です。
入試は英語の長文が3題出題されますが、
問題の中に難易度があります。
1~2年生レベルの簡単な読み物もあるのですが
1学期のテストは違います。
文章を正確に早く読む力が問われます。
教科書に出てくる文法や単語を正しく理解しておく必要があります。
ゆえに中3文法をしっかり押さえたうえで
初見の長文問題を数多く解いていく必要があります。
★中3数学★
3年次に学ぶ計算問題が主ですが
英語同様2年次の復習も一部であります。
計算問題が多いので
テンポよく解いていけなければあっという間にテストの時間が終わります。
正確に、早く問題を解くためには
演習量が必要になります。
ただし学校ではその演習時間がありません。
なので個人個人に学校ワークを解かせて提出させる課題があります。
ただ、この問題点は
『わからない問題はワークの解答を見て自分で直せ』
で終わっている点です。
わからない問題を一人ひとり解説している時間はないので
多くの生徒さんは、答えを写して終わり、になってしまいます。
だからこそ塾では、
学校のワークの演習解説も、個別授業内で確認しています。
★中3社会★
学校によって早くも公民を進めている学校と
歴史後半部分を進めてくる学校がありますが
とにかく範囲が広いです。
どの中学も後半かなりペースを上げてきます。
そして問題を分析すると
単語を覚えているだけでは点数が取れないということです。
①誰が②いつ③何を起こして④その結果どうなったか
を文章できっちり理解すること
⑤図や年表、表などを細かく見て覚えておくこと
が必要になってきます。
教科書やテキストで
黒字になっている以外の部分も
しっかり覚えておかなければなりません。
暗記・暗記と言われますが
教科書を丸暗記しないと解けないレベルの問題も多いので
テスト前に少しやっただけでは
すべてを網羅できない量になります。
今のうちからノートを整理し、文章で覚えるように
なっておかねばなりません。
★中3理科★
社会に匹敵するほど量が多いのが理科です。
問題ページをめくるのをためらうくらいの量です。
○付けを簡略化するためか、
入試に備えてなのか、
選択問題も多いのですが、そのため
文字の量がとても多く、選択肢も迷わせるものが多いです。
入試同様、完答で正解という問題も多く、
すべてをきちんと理解していないと、
途中点すらもらえない問題が多くあります。
理科は頻出問題が比較的絞りやすい分野でもありますが、
1分野2分野に分かれていたりすると
2科目勉強しているのと変わらないため、
早めに取り組んでおくことが必要です。
特に、化学分野においては
2年生までの知識が必須となっているので
人によっては復習も必要になるでしょう。
中3生は残り2回(もしくは3回)のテストで
進路が決まる非常に重要な試験になります。
特定の科目だけ頑張る、ではなく、
捨て科目を作らないことが絶対に必要です。
教科の先生が変わってしまった場合などは
それぞれの中学の過去問とは全く違う出題のされ方を
する場合もありますので踊場校では、
各中学の過去問をシャッフルして
解かせたりすることもあります。
並行して踊場校では、
英検対策・漢検対策・数検対策など
各種検定対策も並行して行わせています。
手遅れになる前に、
すぐに勉強を始めましょう。
今の努力の差で将来が決まります。