「何から勉強すればいいかわからない…」
「数学の文章題が解けない…」
こんな悩みをすべて解決する「見える化」というキーワードをご存じですか?
この言葉はもともとトヨタ自動車において、現状の活動実態を可視化することで課題を認識しやすくし、業務改善を図るという目的でつかわれていたそうです。
その後この言葉は他の会社や業界においても広まり、業務改善のためのキーワードとして採用されています。
そんな「見える化」ですが、実は勉強の分野においても非常に便利な言葉なんです。
今回は私が学生時代実践し、今でも使っている「見える化」勉強の具体的な活用法をいくつかお伝えしたいと思います。
・計画の「見える化」
まずは、
試験が近づいてきたのに何から手を付けていいかわからない
という状態を改善する計画の「見える化」について解説します。
数学の問題集を解いて、英語の単語を覚えて、理科の過去問を解いて……
頭の中で色々なやるべきことを「ジャグリング」している状態ではいつまでたっても優先順位をつけることはできません。
課題の優先順位が付けられないことにはなかなか集中して取り組むことはできないものです。
そんな時は以下のステップを踏んでやるべきことを「見える化」しましょう。
①やるべきことを思いついた順番でとりあえずかけるだけ書き出す。
②”書き出した紙を見ながら”、絶対やること(宿題など)とできればやりたいことを分類する
③できればやりたいことの中で力を入れたい科目によって優先順位をつける
④優先順位を付けた科目を上から書き出す
このステップを踏んだ後あなたの手元に残されるのは、
絶対やることと優先順位をつけたできればやりたいことが書き出された
あなただけのTODOリスト
です。
それにもとづいて勉強を進めることができればテストで成功することは間違いないでしょう!
この4つのステップで大事なことは
・とりあえず書き出す
・紙を見ながら考える
の2つです。
頭だけで考えるのではなく、
課題が「見える化」された紙を見ながら考える
ことではるかに明確にあなたのやるべきことを捉えることができます。
・数学の見える化
次は数学の問題集を解く際の「見える化」についてです。
数学が難しくなってきた中3以降の生徒には
図を書いて考える
癖をつけてほしいと思っています。
例えば、こちらの問題を考えてみてください。
2点A(0,-2),B(1,0)を通る直線の式を求めよ。
一般的な解き方だと
直線の式を
y=ax+b
と置く。
この直線が2点A(0,-2),B(1,0)を通るから
-2=0+b,0=a+b
この連立方程式を解いて
a=2,b=-2
よって直線の式は
y=2x-2
図を書かなくてもこのように解くことはできます。
しかし図を書いて説いてみるとどのようになるでしょう?
図を見るとy切片が‐2で傾きが2であることは一目瞭然です。
よって直線の式がy-=2x-2
であることは計算をするまでもなくわかります。
このように図を書いて考えることで
不要な計算をすることなく、
しかも計算ミスのリスクも減らすことができる
のです。
文章を何行もかくより、図を一つ書いたほうがより多くの情報を得ることができるということは
パソコンのフォルダを開いてみると感覚的に理解することができるでしょう。
画像1枚の容量ががだいたい4MBなのに対し、文章ファイルは100万文字書いてようやく1MBです。
文章より画像一枚が伝える情報量のほうが圧倒的に多い
のがわかっていただけたと思います。
このように「見える化」することで簡単に多くの情報を整理する方法は、非常に有効なのが分かっていただけたでしょうか?
この考え方は今回紹介した以外にも小論文の作成などほかにも多くの勉強に応用することができます。
ぜひ「見える化」を習慣にして効率の良い勉強をめざしていきましょう!