夏休みは、学校の授業がストップするぶん、子どもの勉強は「本人任せ」になりがちです。
でも、ここが大きな落とし穴なんです。
文部科学省の調査(全国学力・学習状況調査)によると、長期休暇中に毎日学習する習慣がある生徒は、学力テストの平均点が10〜20点以上高い傾向にあると報告されています。
特に中学生・高校生では、夏休み中に生活リズムが乱れる→勉強しない→学力低下という負のサイクルに入る子が多く、
2学期に「取り返しがつかない差」が出てしまうケースも少なくありません。
だからこそ、夏の初めに「学習習慣」を確立しておくことが超重要!
勉強の「質」よりまずは「毎日続けるリズム」を意識してみましょう。
夏に成績アップする!毎日の学習習慣6選
ここからは、成績がグングン伸びる子が実践している【毎日の習慣6選】を紹介しますね!
習慣①:朝の15分「音読」or「計算」習慣
朝は脳が最も活性化されるゴールデンタイム。
この時間に国語や算数・数学の基礎練習をすることで、集中力と記憶力が高まり、その日1日がスムーズに進みます。
【やり方】
・国語は教科書や音読教材を1〜2ページ声に出して読む
・算数・数学は計算ドリルを5問程度解く(タイマーを使うのもおすすめ!)
一緒に音読したり、「何分で解けたかな?」と時間を測ってあげると、子どものやる気がアップしますよ♪
習慣②:勉強前の「学習スケジューリング」
何を・どのくらい・いつやるかを事前に決めておくことで、集中力が上がります。
【やり方】
・その日やることを紙に書き出す
・できたら✅をつけて達成感UP
・30分単位で区切るとバランス◎
「今日は何やる予定?」と声かけをしてあげるだけでも、学習の意識が高まります!
習慣③:1日1回の「振り返り学習」ノート
「今日できたこと」「できなかったこと」を記録することで、自己管理力と反省力が育ちます。
【やり方】
・1日の終わりに3分でOK
・「できた!」「もっと頑張りたいこと」など簡単に記録
・保護者と一緒にチェックするのも◎
一緒に読んで「すごいね」「明日はここ頑張ろう」と言ってあげると、継続しやすくなります♪
習慣④:親子で確認!「学習報告タイム」
その日の学習を報告することで、自信がつき、モチベーションが続きます。
【やり方】
・夕食前や寝る前などに「今日は何を勉強したか」を口頭で伝える
・大人が聞いてくれることで、やる気UP!
習慣⑤:「勉強→休憩→復習」サイクルをつくる
脳は「こまめな休憩」と「復習」で記憶を定着させます。
【やり方】
・25分勉強+5分休憩(ポモドーロ・テクニック)
・最後の5分で「今日やったこと」の確認タイムをとる
習慣⑥:土日は「週まとめ」+ミニテスト習慣
1週間の復習+確認をすることで、理解度がグッと上がります!
【やり方】
・1週間で学んだ内容をノートにまとめる
・簡単な確認テストをやる(塾の教材でもOK)
習慣づけが難しいときはどうする?工夫3つ
「最初はやっても、続かない…」と悩む方も多いですよね。
そんなときには、こんな工夫が効果的です!
工夫①:目に見える「目標ボード」をつくる
→ テストの目標点・今日の勉強メニューをホワイトボードに可視化!
工夫②:小さな「できた」をたくさん褒める
→ 計画通りに進んだら「よく頑張ったね!」と一言かけるだけで、習慣が定着!
工夫③:一緒に取り組む「親子時間」をつくる→ ときには勉強の横で、親も読書するだけでも「一緒に頑張ってる感」が生まれますよ♪
これらの習慣をつけ、二学期からの成績をUPさせていきましょう!!