こんにちは!
英才個別学院 三ツ沢校の原田です。
多くの保護者の方と学習相談をしていく中で、
「うちの子、読解力がなくて・・。全然読書をしないので・・」
というご相談を多くいただきます。
この「読解力」について、保護者の方にとっては永遠のテーマのような気がします(泣)
さて、今日はその「読解力アップの方法」についてご紹介したいと思います。
まずは、「読書をすれば読解力が上がるのか!?」問題・・。
読書をすることによって、確かに語彙力は上がります。
そして、自分にはない考え方を学んだり、知識を習得することができたり、想像力アップには繋がります。
何より、読書は人生を豊かにするものだと私は思っています。
しかし、それが読解力に直結するかというと、少し疑問です。
実際に、「全く読書をしない子」よりも「月に数冊読書をする子」の方が読解力が高いというデータは出ています。
しかし、読書をすればするほど読解力が上がっていくかというと、ある一定のラインまでいくとそこから先はゆるやかに読解力が下がっていくというデータが出ています。
では、どうしたら読解力アップができるのか・・・
本を読んだからって読解力が上がるわけではないということは・・・
「問題をたくさん解く!?」
それもNOです!!問題をたくさん解いたところで読解力はつきません。
では、読解力アップのためのポイントを伝授します!!
問題を解いたら、〇つけをする前に自分の解答について徹底的に考え抜くことです!!
(ア)〇〇〇〇
(イ)〇〇〇〇
(ウ)〇〇〇〇
(エ)〇〇〇〇
のような4択の選択問題があります。
そして、自分は(イ)を選択したとしましょう。
では、なぜ自分は(イ)が正しい答えだと思ったのかを徹底的に考え抜くのです。
この段階でもう1度文章に戻って考え直してOKです。
また、(ア)(ウ)(エ)の選択肢がなぜ正しい答えではないと思うのか、これもしっかりと理由を考え抜くのです。選択肢の中の正しくないと思う部分を傍線で消しましょう。
そのうえで「間違いないなく答えは(イ)だ!」と確信ができるようになって初めて答え合わせをしましょう。そして、じっくりと解説を読んでみてください。
「正答である根拠・誤答である根拠を自分の中で明確にする」
この作業がとても大事です。
問題を解いて、「合ってた~」「間違えちゃった~」と一喜一憂しても、それは読解力アップには全く繋がりません。
この勉強法は、国語だけでなくどの教科においてもとても大切なことです。特に理科や社会では絶対にやった方がいいです!
はじめのうちは、この作業はとても時間を要しますが、必ず力はつきます。
どうせ勉強するなら、なんとなく問題を解いて時間を使うなんてもったいない!
だまされたと思ってやってみてください!!