いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
英才個別学院 西府駅前校の水田です。
前回に引き続き、今回の指導要領改訂について思うこと。
今日は単語量の増加です。
大学入試改革に伴って、下の学年までその余波が
来ています。
今までの単語量と比較すると、子供たちが身に付けなければいけない単語量は
約1.5倍。ただでさえ中学を卒業時に身に付けなければいけない単語を身に付けて
いる生徒は少ないです。
都立高校の入試問題などは、正直単語をそれほどやらなくても何とかなって
しまいます。
単語を意識的に身に付けなければいけない生徒は、私立高校を受験する一部の
生徒だけです。
であれば、単語は身に付けなくていいのではないかと考えてしまいますよね。
ところが、これが原因で、高校に上がってから単語力不足で苦しむことになります。
中学で身に付けなければいけない単語量が増えるのは悪いことではありません。
ただ、基本的に定期試験対策のために詰め込むものなので、この先ずっと使える
知識として学習するかというとそうはなりません。
試験対策として短期的に記憶はするものの、その後きれいさっぱり忘れていくの
が落ちです。
中学校の授業でやるボリュームが増えた割に、授業時間数は今まで通り。
これが意味することは、復習を授業で行える余裕はないということです。
つまり、学校の授業はどんどん先に進まざるを得ません。子供たちは記憶の定着
や復習を自分で考えてやっていかなければいけないのです。
ですが、英語を本格的に学習したことがない子が、どのタイミングで復習を行い
、どうやったら覚えた知識が短期記憶ではなく、しっかりと定着していくのかなんて
わかろうはずもありません。
結果、放っておくと、復習は一切行わない。定期試験前に慌てて覚えはするが、
試験が終わったあとにはきれいさっぱり忘れてしまうという、何とも非効率的な
学習が行われることになるのです。
また、最近多いのが、発音と綴りの関係性・規則性がまったくわかってない生徒が
増えています。そういう生徒がどうやって単語のつづりを身に付けるかというと、
何と単語ごとにアルファベットの順番を一つひとつ覚えようとするのです。
例えば、dictionaryと単語。
普通はどうやって覚えるかというと、まず「ディクショナリィ」という発音を覚え、
その発音から綴りを想定してディクはdicかな、ショナリィはtionaryかな。という
感じで、ある程度発音と綴りの関係性から綴りを覚えるというのが一般的だと
思われます。
ところが、最近の生徒は、発音と綴りの関係性がまったく分かってないので、これを
確かdが一番最初だったな。次はiだったかな。その次はcだったかな、それともkだった
かな。という具合に、アルファベットの並び順を一つひとつ順番に記憶をしようと
するのです。
塾に通う生徒でこれを発見したときには驚きとともに、果てしない絶望感を覚えました。
こんなことをやっていたのでは、とてもこれから出てくる単語をマスターすること
なんてできやしないし、アルファベットの並び順なんて、無限に出てきてしまう。
さらに、単語一つ覚えるのにどれだけの労力を割かなければいけないのが、絶望的な
気分になりました。
今は小学校から英語教育が学校でも始まっていますが、まずはこういうところを
しっかりと教えてあげて欲しいです。
英会話ごっこをするのはいいのですが、その生徒が将来自分で英語を学べるように
してやることの方が大事なんじゃないでしょうか?
勉強の仕方を、学び方を教えずに、ただただ英語を垂れ流すだけの教育。
そして、それについて来い、ついてこれないやつはついてこれないやつが悪いと
言わんばかりの教育に、どんな未来が待っているのでしょう?
こういう生徒は、本当にここ2~3年でかなり増えてきました。今後もますます
増えてくることが予想されます。
もともと発音記号などは学校では教えてくれません。ですから、辞書を引いても
その単語の発音がわからない生徒がほとんどです。
自分も発音記号は独学で勉強をしました。
もともと今の生徒はそもそも辞書を引きません。今は電子辞書があるので、それが
発音までしてくれます。また、最近は電子辞書すら使う生徒は少なくなってます。
アプリなどがだいぶ優れているので、そちらで発音も確認できるからです。
自分で勉強しながら、発音と綴りの関係性に気付ける生徒はいいのですが、その
関係性に気づけない生徒はずっとアルファベットの並び順と格闘することになります。
塾では、そういう状態になってないかどうかを確認した上、もしその関係性に
気づいてないようであれば、フォニックスなどを取り入れて指導をするようにしてます。
最終的には自分で調べて、自分で発音も綴りも学習できるようにしてあげることが、
その生徒にとって一番必要なことなので、、、
続きはまた、、、
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