やってまいりました。
今回で3回目となるテスト等でのあるあるうっかりミス。
今日は理科編です!!過去のあるあるうっかりミス英語と国語も過去のブログにありますので、ご参照ください。
それでは早速
第三位 単位をそろえるのを忘れる!
第三位は計算問題などで、解答形式に合わせた単位に直し忘れるというミスです。
物理分野の速度の計算などで
「実験を行ったところこの台車は秒速4.5㎝の速度であることがわかった。この台車を同じ速度で1時間動かした場合、何m進むことになるか?」
このような問題で、秒速4.5㎝で1時間だから、1時間=60分=3600秒。
よって4.5×3600=16200 よって16200㎝!!
第三位のタイトルを知っているのですからお気づきですよね?
答えはmでと言われているのですから、16200㎝=162m よって162mが答えですよ。
このミスは距離のmに限らず、重さのgや㎏、液体のℓと㎖など単位のつく計算ならすべてで起こりうるので、要注意です!!
第二位 適切でないものを選べ!
第二位は、適切でないものを選ぶ問題で、正しい選択肢を選んでしまうというミスです。
国語のうっかりミスあるあるでも出たこのミスですが、本当に多いです。
問題を解いていく流れの中で、基本的には適切な選択肢を選ぶのが多いので、問題文を最後まで読むという基本を怠り始めた中盤あたりに、このような適切でないものを選ぶ問題でうっかりミスが生まれる印象です。
このミスのさらに嫌なところは、「最初は適切なものを考えていたが不適切なものを選ぶやつだ!」と気づいたとしても、自分のペースが乱されてしまうことです。
以前のブログでも書かせて頂きましたが、問題文はヒントの山ですので、必ずきちんと読んでくださいね!!
そして栄えある(?)
第一位 すべてを選んでいない!
次にあげる生物のなかで、脊椎動物に分類されるものはどれか?
ア:トノサマバッタ イ:カジキマグロ ウ:ダイオウイカ エ:ミミズ オ:ウグイス
このような問題で
イ だけを選んでしまうような経験、ございませんか?
魚類に分類される イ 以外にも、鳥類に分類されるウグイスがいるので
正解は イ オ
のふたつを選ぶことになります。
中学生の後半からは、定期試験や模試などの問題で複数を選んで解答する問題でも、すべて選べ、という記述がない場合もあります。
どのように出題されるかは作問者しだいですが、必ず気をつけてください。
さらにこのミスの発生原因として、選択肢を順番に見ていって、答えが出たらそれ以降の選択肢に目を通さない、というパターンがあります。
対策としてはやはり、答えらしきものが選べても、選択肢にはすべて目を通しておく、ということになります。
最後に悲しいお知らせですが、テストなどの問題が意地悪だ、性格が悪い、とお思いの方に伝えます。
問題を作る人は基本的に、いかにして受験者のミスを誘うか、頭を悩ませようか、ということを考えています。
だったらこちらはそれすらも乗り越えて高得点をたたき出してやろうではありませんか!!
そういう意味ではテストというのはある種、生徒と先生の知恵比べなのかもしれませんね。
先生にぎゃふんと言わせることを目標に、頑張ってみるのもいいですね!
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