どうやって合格したのか、不思議な話（その1）

こんにちは。

上野毛校しつちょーの近藤です。

ここのところ、受験記を書いていなかったので

久しぶりに書いてみようと思います。

合格したことを「不思議」って言ってるんですけど

みなさんに、その謎が解ければいいなと思います🙂

その子に出会ったのは、2020年7月でした。

（たぶん、私が英才を家出してた頃かと思います）

世の中、コロナ禍ということもあり

中3なのに、なかなか学校の授業も進まず…

そして、当の本人もそんなに勉強しないという(笑)

私が初期の面談をした記憶が曖昧なのも、家出のせいですね。

高校受験の時から「ここって決めたら、ここ！」

...という、意志の強さとは裏腹に、マジで勉強しない(笑)

しかも、将来の夢を中3当時でかなりハッキリ決めていたのに。

面談のたびに「勉強しないなら、夢を見るのやめちまえー！」

というセリフを1時間に100回ぐらい言ってました。

1分に1回どころじゃない体感に感じるほどに。

正直、第一志望の都立高校に合格したときは

嬉しいのか？驚いてるのか？コノヤローなのか？

「この感情は何だろう？」と、考えて泣きました😂😂😂

高校入学後も「私がいないと、夢を叶えられない思う」

っていう、上から目線で継続のお願いをしました。

「あ、やべ、私こいつの夢の責任の一端を担ってしまった？」

気付くまで少々時間がかかりました。

なぜ、私は気付いたのか？

それは、その子の志望校をハッキリ聞いた時と

高1年生1学期の通知表を見た時です。

その感情を、ハッキリ言おう。

んーそっか、そっか（思いながら、心では白目を剥いてた🙄）

みんな、高校受験を頑張ると高校生活も頑張るんだけどなぁ😅😅😅

「いい加減勉強する？夢を諦める？」
という言葉と共に、1年をかけて、再度志望校の選定を行い

オープンキャンパスに行ってもらい、君の求めているものと遜色ないでしょ？！

私って、大学関係者！？というくらいのプレゼン。

そして、最後にひと押し

言い切りました、言ってやりましたよ（やっぱり心の中では白目）

高3の夏休みは、ほぼ毎日一緒に提出書類の内容・面接内容を考えて・書いて

「あれ、これ私も入れるんじゃね？」と錯覚しました。（化学が苦手だから入れません）

その子は、提出書類と並行して基礎学力テストの勉強（+卒業できないとヤバいから、学校の勉強も）

夏休み、結構キツかったと思います...私と講師も！！

私は、その子に出会ってから初めて「本気」を見たかもしれません。

出会って、3回目の夏なんですけど～😫

なんて口では言うけど、試験日と合格発表までは眠れませんでしたね。

年に何カ月、眠れない日が来るのやら😪

ただ、今回は合格の知らせを聞いても泣いていません🌸

なぜなら、努力をしてきたのを見ていたし、感じていたからです。

この言葉が、その子の中で確信になっただけだから。

母としては（？）夢へのスタートラインに立てたことに、ホッと一安心ですよ。

つべこべ、つべこべ言いやがりますが（この子の場合）

結局、素直な子は合格するなぁって思います。

毎年、受験は面白ストーリーがたくさん生まれます。

私はもう感動とかを越えて「おもろい」です。

受験っておもしろいんですよ。

毎年、何があるか分からないし、予定調和になんて進まない。

「あ、いきなり志望校あげる感じですか～？」とか

「あ、勉強なさらないのに受験に向かう感じですかー？」だの、、、。

合格発表までの過程が、本当に「おもろい」です。

そう、私にとって「合格」は何よりのご褒美だから。

ありがとうね！と、毎年の受験生に伝えたいです。

あと「マジ疲弊！」ですね（毎年ゆーとりますが）

さて、次は誰の面白話にしようかな...。

本日のお花は、サツキです。

ある日、家から出たらめっちゃ敷地内が赤でビビりました(笑)