今回は、理科と社会の回答速度向上のための効果的な過去問の活用法についてご紹介します。
この方法は、私が中学3年生の時に担任の先生から学んだもので、高校受験に向けて実践してきました。
まず始めに、過去問題集から4年分の過去問を選びましょう。
少し古めのものを選ぶと良いでしょう。
最初のステップでは、2年分の問題を20分以内に解くことを目指します。
字や漢字の正確さよりも、解答の迅速さに焦点を当てます。
1秒たりとも悩まずに進み、難しい問題はスキップします。2年分解いた後に丸つけを行います。
誤答があれば、それを赤ペンで修正します。
これを1セットとし、50分以内に2セット行うことを目指しましょう。
これをどんな年度の組み合わせでも8割以上の得点をめざします。
この段階を余裕を持ってクリアできたら、次は4年分の問題を選び、
50分以内に解くように進めます。
この段階では問題文と回答がほとんど記憶に残っています。
誤答がなく、スラスラ解けるようになります。
私はこの方法で、9割以上の正答率を得ることができました。
特に社会や理科などの暗記科目は、反復練習が不可欠です。
この方法で過去問に取り組むことで、時間はかかりますが、確実に8割以上の得点が見込めます。
ぜひ高得点を目指している生徒さんは、実践してみてください。