「オール3」では高校を選べない

先週の金曜日、足立区立中学校では前期の成績表が渡されました。

満足のいく結果だったでしょうか。

ところで5段階評価それぞれの割合をご存知ですか？

東京都教育委員会は昨年12月時点の中学3年生の成績を集計して公表しています。

「5」の割合は12.4％、「4」は23.7％、「3」は47％、「2」は13％、「1」は3.9％。

圧倒的に「3」の割合が多いですね。

「3」が多かった皆さん、だからといって安心してはいけません。

「オール3」の成績で入れる高校、多くはないです。

都立高校を例にご説明します。

都立高校の入試では学校の成績＝内申を点数化します。

国語、数学、英語、社会、理科の成績はそのまま、音楽など実技4教科の成績は2倍して合計します。

「オール3」だとこの内申点が39となります。

表に示した通り、内申点が39で合格ラインに達する高校はかなり少ない。

私立高校の場合も、「オール3でオーケー」という推薦基準は少ないのです。

中学1年生、2年生の皆さん、入試までに学校の成績を上げることが重要だと覚えておいてください。