2024.02.09 | 都立高校入試
都立入試問題に挑戦―理科⑯
今回も化学分野の問題です。
過去の正答率をみると、化学分野は低い傾向にあります。
苦手としている受験生が多いということです。
2022年に出題されたこの問題、正答率ば39.6%でした。
正解、分かりますか?
答えは下にあります。
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これは蒸留の実験です。
身近にある塩は、塩化ナトリウム(NaCl)が主な成分です。
枝付きフラスコ内の塩化ナトリウム水溶液を加熱すると、水が水蒸気となって試験管に集められます。
したがって加熱すると、枝付きフラスコ内の水溶液はどんどん濃度が高まります。
枝付きフラスコに残った水溶液Aは、濃くなった塩化ナトリウム水溶液。
それを蒸発させると塩化ナトリウム=化合物の結晶が残ります。
よって正解はイです。