2024.02.20 | 都立高校入試
都立入試問題に挑戦―理科⑲
過去に都立高校の入試、理科で出題された問題を紹介してきたこのシリーズも最終回です。
今回は3年生の最後で習う月の見え方の問題。
2022年に出題され、正答率は44.0%でした。
果たして正解は?
答えは下にあります。
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図1の観測地点Aでは、太陽が真南に見えています。
月も太陽と同じ方向にあります。
太陽が真南に位置する時刻は12時です。
このとき見える月は新月。
月は1週間ごとに新月→上弦の月→満月→下弦の月と、見える形が変わり、約30日で再び新月に戻ります。
したがって1週間後に観察できるのは上弦の月。
答えはアとなります。