内申24からの下克上!都立豊多摩高校に「大逆転合格」できた本当の理由
2026.03.07|中学生向け
2026.03.04 | 中学生向け
「先生、宿題やってません……」「昨日寝るのが遅くて眠いです……」
F中学校のR.S.君が私たちの塾に来た当初、指導報告書にはそんな言葉が並ぶことも少なくありませんでした。
彼の第一志望は、都立S総合高校。しかし、中3の学年末時点での換算内申は「34」。志望校の合格目安とされる「40」に対し、マイナス6ポイントものビハインドを背負ってのスタートでした。
これは、一人の「フワフワした不思議くん」が、講師たちと一丸となって戦い、自らの武器を見つけ出して合格を勝ち取るまでの物語です。
R.S.君は非常に素直でピュア、そして友達思いな性格です。しかし、自分に甘い一面もあり、宿題を忘れたり、授業中に集中力が切れてウトウトしてしまったりすることが大きな課題でした。
「課題はなかなか本当に全然やってきてくれないので、やってこなかったらスマホゲームを消すなどのペナルティをつけています。消させてください。厳しく言ってください」
講師陣もこの熱意に応えました。英語の授業では「受験まで時間がない。当たり前のことができて初めて成績の話になる。もっと危機感を持って」と、本気で向き合う場面もありました。この夏、彼は「なんとなく塾に来る生徒」から「合格を目指す受験生」へと、少しずつ表情を変えていったのです。
秋、テスト分析を繰り返す中で、R.S.君の最大の武器が明確になりました。それは「数学のセンス」です。彼は初見の問題でも筋の良い解法を思いつく力を持っていました。しかし、同時に「計算ミス」という最大の敵を抱えていたのです。

講師のK先生は引継書にこう記しています。
「数学は本当にできる。マジで数学は計算ミスだけ。頑張ってるのわかってるからミス減らそうな」
2学期の中間テストでの反省を活かし、「早い段階で学校ワークを終わらせて演習量を増やす」という戦略を徹底しました。
冬期講習、私たちはR.S.君のためにある必勝戦略を立てました。
「文系科目で取れない分、得意の数学で圧倒的なアドバンテージを取る」
目標は、数学で83点を死守すること。内申のビハインドを当日点でひっくり返す特攻作戦です。
ここから、R.S.君の快進撃が始まります。過去問演習では、かつて苦戦していた大問1の小問集合を7分で解き、満点を連発。難解な空間図形や動点の問題も、講師と二人三脚で一つずつ攻略していきました。
K先生の興奮した報告書より
「三平方の計算を矯正。計算は合ってるの怖い。なんか今日めちゃ進んだやばい。覚醒オレ&R君最強」
苦手だった理科も、暗記が苦手な彼のために「まとめノート」を徹底活用。地学の天体や化学のイオンなど、都立入試の頻出分野を泥臭く詰め込んでいきました。
入試直前、2月20日の最終授業。引継書には「3年間の集大成見せたれ」という熱いメッセージが添えられました。
内申点のハンデを、研ぎ澄ました数学の力と、冬に粘り抜いた理科の知識で完全にはねのけた、鮮やかな逆転合格でした。
R.S.君の合格は、私たち講師にとっても大きな誇りです。私たちの塾では、一人の講師が教えるのではなく、「引継書」という共有ツールを使い、全員で一人の生徒を見守ります。
このような講師同士の密な連携があったからこそ、R.S.君の可能性を最大限に引き出すことができました。
R.S.君、本当におめでとう。
君の「優しさ」と、あの冬に手に入れた「覚醒した数学の力」があれば、高校生活もきっと素晴らしいものになるはずです。
私たちは、一人ひとりの性格や弱点、そこで隠れた才能を、徹底したチーム体制で見極めます。
R.S.君のように、「内申が足りないけれど逆転したい」という方は、ぜひ一度無料相談へお越しください。