アメリカ南北戦争の原因と行方

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アメリカ南北戦争の原因と行方

2024.04.05 | 教室からのお知らせ

アメリカ南北戦争の原因と行方

アメリカ南北戦争の原因と行方
こんにちは!

英才個別学院 井土ヶ谷校の室長の原です!

今回はアメリカ独立後に起こってしまった
アメリカ南北戦争についてざっくり説明します!


まず、アメリカ南北戦争は、1861年から1865年までアメリカで戦われた戦争で、主に北部と南部の間で起こった、内戦(同じアメリカ人同士の戦争)です。


なので、アメリカではこれをcivil war(市民同士の戦争)と呼んでいるんです。



この戦争が起こったきっかけにはいくつかの理由があります!


1つ目は「奴隷」が必要か?不要か?論争です。


これを聞いた時、いやいや!奴隷ダメでしょ!!と皆さんは思うと思います。


しかし、当時は労働力として奴隷を当たり前に使っていた地域があったので、ダメと言われてもムリ!!!というところがありました。それが主に農業を沢山行っていた、アメリカ南部になります。



しかし、アメリカ北部は寒いので、そもそも農業はあまりできません。
そんな中、産業革命の影響で工業が発展していたため、人手が必要ではなく、奴隷制度に頼らないでも生きていける経済が根付いていたんです。
そのため、北部では多くの人々が奴隷制度に反対し、廃止を求める声が高まっていました。




一方、前述の通り、南部は農業が主な産業であり、特にタバコや綿花などの栽培に奴隷を大量に使っていました。
南部の経済は奴隷制度に強くたよっていたため、それが廃止されるとそりゃ大変だー!という感じだったんです。


また、政治的にも北部は「連邦制」といって、アメリカ合衆国を取りまとめる大きな政府に力を集中させようとする一方で、南部は「反連邦制」といってそれぞれの州に権力を分散させるべきだという考えでした。


そのような意見の食い違いから市民同士の戦争になってしまうから恐ろしいですよね😭


結果はどうなったかというとかの有名な「リンカーン」率いる北部が勝利し、南北統一となります。


実は、最初は南部の方が優勢だったんです。
南部のリー将軍という人が結構優秀だったようです。


しかし、リンカーンは奴隷解放宣言をして、分かりやすく言えばイギリスやフランスにこう投げかけたんです。


「あなたたちのような文明の進んでいる国々が、まさか奴隷賛成の南部に加担しないですよね?もちろん北部に味方しますよね??」



と。


そう言われてしまうと、イギリスやフランスなどにもプライドがありますので、北部の支援をせざるを得ないわけです。


こうして北部は他国も味方につけて、盛り返して南部に勝利したのですね!


これで南北が統一されて、奴隷制度は廃止となります。

しかしながら、制度は廃止されるもこれまでの関係を急に変えろというのは大国では難しいことです。


ですから今でも黒人や黄色人種への差別が時に起こってしまうわけですね😣
このように歴史を知るのは異文化を知ることにもなるので凄くオススメです!!

以上、アメリカ南北戦争でした!

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