定期テスト後にすること③【英才個別学院 梶原校】
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2021.02.16 | 勉強方法
佐々木です。
シリーズでお送りしていたブログ「小学校と中学校の違い」ですが、
今回は予習の大切さをお伝えしていきます。
算数・数学では小学校の教科書と中学校の教科書で大きく違う部分が単元の進め方です。
小学校の算数では、計算・図形・計量・グラフなどいろいろな単元や分野が少しずつ順番に進められます。
気が付かないうちにループして繰り返し解いたりできるようになっています。
中学校の数学では、計算⇒方程式⇒関数⇒図形⇒確率や統計 と1年かけて順番に進めていきます。
このことで心配になる部分が
1.終わった分野は8~10カ月ぐらい授業で触れない
2.点数の上がった下がったが学力とリンクしない
3.しばらく間が空いてから、1段上のレベルに進んでいく
こういったことがあるので、中学校に入ると数学嫌いになってしまう人が増えています。
理由は簡単で「うまく解けたイメージがない」ということなんですよね。
1の部分でいうと、数学は計算から入りますがやり方が分からないまま進んでいたり、ミスが直らないまま進めていくとその後の方程式や関数、図形でも取りこぼしが目立ち得点は下がります。嫌なイメージが膨らみます。
また、テスト前に表面的な理解をしていてもしばらくすると忘れてしまいます。
2の部分でいうと、関数は苦手でも図形が得意だったりするとテストの点数が上がると思います。数学の点数が上がっても関数を解く力は変わっていないことに気が付きにくいものです。
3の部分でいうと、しばらく間が空いて忘れてしまった状態で次のステップに進むとせっかくできるイメージがついていた単元も、上手く進められず難しく感じることがあります。
このような不安を解消するには復習ではなく、積極的に予習の勉強をしていくことをお勧めします。
テスト勉強の際に、しっかりとした理解が出来た状態まで引き上げられればしばらく時間がたってもすぐに思い出すことが可能です。授業でもできるイメージがついて取り組み方も積極的に進められます。
小学校とは違い中学校では授業の進度も早く、部活で忙しくなるので復習に時間を割きにくくなります。
遅れを取り戻すことが難しくなっていきます。
保護者の皆様にはぜひともこの時期にしっかりと勉強をさせるようにお願いしたいです!
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