この時期に塾を探す人は多いですね。
・点数を上げたい
・学年が変わるので
・中学校に上がるから
・受験生だから
目的は様々です。
この時期に多くの方から受ける学習相談の中で、生徒さんや保護者の方から受ける質問で特に多いものを10週にわたりお届けします。
入会前の相談で良く伺う相談です。
「うちの子、一生懸命頑張っているんですけどなかなか結果に出てこないんです」
保護者の皆様もこういった思いをしていませんか?
この後の学習相談では、原因特定と今後の改善策を説明させていただきますが、ご納得いただいて新しい学習を始めてもらっています。
〇なんで、頑張っているのに成果に出ないのだろう?
頑張っているのに成果が出ない理由
1.頑張っている量が足りない
2.頑張っている場所が違う
3.頑張っている目的が違う
1.頑張っている量がたりない
これは注意が必要です。子供たちが頑張っていることで安心しているかもしれません。
今までと同じように頑張っていたら、学校の勉強はどんどん難しくなり太刀打ちできなくなっていきます。また、今まで以上に頑張っていかないと点数は上がっていきません。
さらに、間違えた問題を解き直すことをせず終わらせたら成果はでないですよね?
目標の点数を取るためには、その点数を取っている人以上に勉強をしないと結果につながりません。
頑張ることが目的ならいいんですが、点数を上げたいなら考え方を変えましょう。
点数を上げる為に、必要な努力をしていきましょう。
2.頑張っている場所が違う
これも結果が出てきません。
そもそもテスト範囲と違う勉強をしていたら結果は出ません。
さらに、テスト勉強では
〇 わかる問題を間違えずに解く
△ 理解が少し足りないが教えてもらえれば解ける
✖ わからない問題で説明されても微妙、テストで解ける気がしない
テスト前の学習は基本的に〇⇒△⇒✖の順番に行わないといけませんが、多くの人は✖と△を進めてケアレスミスを減らしません。
手順も違った場所に注力してしまうため得点は伸びません。
テストで点数を取るために、必要な範囲の勉強をしましょう。
3.頑張っている目的が違う
HWや提出物を出すためにやる
解けていなくてもやっていることで安心している
周りから「まじめ」という評価で安心している
いい点を取りたい! ではなく、 〇〇点取りたい! と数字の目標を作っていますか?
この範囲は全問正解! と出来の部分に意識を置いていますか?
〇分までに、この範囲を終わらせる! と時間で区切らず進みでの区切りをつけていますか?
せっかく頑張っているなら、しっかりと成果の上がる学習をしていきたいですね。
次回は来週火曜日にお送ります