【大学受験】失敗しない志望校の選び方!

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【大学受験】失敗しない志望校の選び方!

2023.11.28 | 受験

【大学受験】失敗しない志望校の選び方!

【大学受験】失敗しない志望校の選び方!
鹿島田駅、平間駅、新川崎駅付近にお住まいの皆様こんにちは🫠

英才個別学院鹿島田校のHPにアクセス頂きありがとうございます!

室長の宮崎です😊

季節も本格的に冬らしくなってきて、
高3の皆さんは 受験シーズンも佳境に入ってきましたね😌
大学入試共通テストまで残すことあと45日となりました。

合わせて高2の皆さんも
大学入試まで残り約1年ということになります!早いですね…
そこで、本日は大学進学を目指す高校1,2年生の方向けに、大学受験に向けての志望校の選び方について
畠山先生よりお話いただきます!


皆さんこんにちは。英才個別学院講師の畠山です。

志望校の選び方は、後ほど解説するように様々な側面から総合的に判断することが何よりも重要ですが、 
その前に、志望校の選び方で絶対にやってはいけないことがあります。

それは今の友達と同じ学校に行きたいという理由で選ぶことです。
もちろん自分の意志で志望校を吟味して結果的にたまたま友達と同じ学校を選んだのであれば、
「片方だけ落ちたらとても気まずくなるかも…」という懸念は残りますが、自分の意志を貫く分には問題ありません。
しかしながらそうではなく、もしも友達がそこに行かないのなら自分も行かないと思うのであれば、そうした選び方はおすすめできません。
ここにはいくつかの危険性があります。
 

まず自分自身とその友達は、別の人間で別の人生があって、
いまこうして友達でいられるのはたまたまその2つの人生に接点があったからです。
そして別の人間である以上、理想とする人生も異なります。また人生はとても予測困難で、
自分自身が将来的に誰と長い付き合いになるのかは、今の時点では自分にも誰にも分かりません。
例えば、私には幼稚園から高校までたまたまずっと一緒だった腐れ縁の幼馴染がいましたが、
大学に進学して以降はぱったりと連絡を取らなくなってしまいました。
一方で、中学や高校から仲良くなった友達とは、別の大学に進学し卒業した今もよく遊んでいます。
中学の友達からはこの前、結婚のご報告を受け取りましたし、
高校の友達のみんなとは未だに週1で通話をしています。
私は当時、彼らとはきっと卒業したらそんなに遊ばなくなってしまうのだろうと思っていましたが、
卒業した今のほうが遊ぶ機会が多いですし縁とは不思議なものです。
このように、別の人間で、別の人生があって、別の進路を選ぶことになっても、縁があればきっとずっと一緒にいられますし、
別の進路を選んだ先でまた新しい友達ができて、彼らともまた末永い付き合いになるかもしれません。
そのため、1人の、あるいは少数の友達の人生を生きるのではなく
自分の人生を生きるということを、大事にしてください。
友達が本当に良い友達なのであれば、あなたがあなたの人生を生きることをきっと祝福してくれます。


というわけで、それでは自分の意志で志望校を決めるには、どういった側面から判断すれば良いのでしょうか。
最後には結局は自分自身がその進路に納得し、そこでやり切る覚悟を決められるかが重要ですが、
そこに至るまでに参考にするべき基準がいくつかあります。

①まずは専門にする分野を決める
 

ありきたりな答えですが、第一に考えるべきはやはり、どの分野を専門にするかです。
志望校選びはどの大学かよりもどの分野かを優先しましょう。
つまり高学歴になりたいがために、難関大の比較的難易度の低い学部を選ぶような真似はおすすめできません。
大学受験の難しさと、受かってからの大学の授業の難しさは全く別もので、入試で高得点を取る人であっても、
入ってから授業についていけなくなることもありますし、高得点を取れないなら尚更ついていけなくなる可能性が高いです。
そんなときにそれでも心の支えになるのは、自分が選んだ分野を楽しめることです。
私の大学の知り合いでも、難関大に安全に合格するために分野を妥協した人は、
合格して入ったあとに後悔している人がとても多いですし、
ついていけない上にあまり好きではない分野の勉強に心が折れてしまう人も多いです。
私の場合は、好きな分野の勉強ができないなら落ちたって構わないと腹を括って、
結果的には合格最低点すれすれでギリギリ合格し、授業についていけないことも多々ありましたが、
それでも自分の好きな分野の勉強はとても楽しく、そのおかげか入学後の成績も平均程度を維持できました。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉のとおり、好きなことに対しての気持ちがあれば、人間はそれを努力の糧にして、
もともとの能力が低くてもそれなりのところにまで自分を引っ張り上げることができます。
受験勉強をしているとついとにかくいい大学に受かるところまでで思考停止しがちですが、
重要なことは受かった大学がどこであれ受かったあとに楽しい大学生活を送ることなので、そこでもっとも重要なことは、
好きなことのために妥協をしないことです。

○どんな分野がいいのか分からない…
 

とはいえ自分がどんな分野が好きなのか、あるいは好きになれるかを見つけるのは難しいです。
もちろん自分の趣味に関連している分野や、将来の夢や野望があってそのために必要な分野が分かっているなら苦労はありません。
ですがそうでないときは大学が主催しているオープンキャンパスに積極的に行きましょう!
オープンキャンパスでは各学部の様々な分野の紹介をしていたり、
模擬授業という形で高校までとは違う大学の専門的な講義を受けることができたりするのはもちろん、
その大学のその学部で勉強や研究をしている先生や学生の方に直接相談できるコーナーも設けていることが多いです。
私自身がついこの前オープンキャンパスで相談コーナーの学生相談員を務めたのですが、
高校生のみなさんに相談してもらってとても嬉しかったので、つい自分の分野のことをいっぱい話してしまいました。
相談コーナーにはそういう方が多くいるので、オープンキャンパスでは是非気軽に質問してください!

②受験する大学を選ぶ(自分に合った雰囲気の大学を探す)
 

さて、もしあなたが勉強したい分野を決めたら、次はいよいよ受験する大学を選びましょう。
通常、大学受験ではいわゆる滑り止めという形で複数の大学を選んで第一志望、第二志望…と決めていきますが、
たとえ第二志望であっても妥協はしないようにしましょう。

分野とは別に、大学それ自体にも自分自身との相性があるからです。
楽しいサークルがあるかどうかもそうですし、その大学の学生がどんな生活をしているかも大事です。
中には分野を問わずレポートも実験も多く留年率も高く勉強でとても忙しい大学もあれば、
サークルでいっぱい遊べたりアルバイトをいっぱいできたりする一方で学業のほうは課題やレポートもほとんどなく
楽だけどまともに教育してくれない大学もあります。また大学に進学した先でどんな友達ができるのかも大事です。
当然ながら未来予知ができるわけではないのでどんな縁があるかは分かりませんが、
それでも自分が仲良くできそうな人や尊敬できそうな人が多いであろう大学で学生生活を送りたいものです。
そのような、どんな人がいてどんな学生生活を送っているかを知りたいときは、文化祭に行くのがおすすめです。
文化祭は学生主体の活動で、サークルごとやクラスごとに模擬店やライブパフォーマンスをしているので、
どんな学生がいるのかを確かめやすいです。またオープンキャンパスでもらえるパンフレットにはよく
学生が普段どんな一日を過ごしているかの一例も載っていることが多いので必見です。
またSNSなどで校風を調べるのも1つの手です。
SNSでその大学に通っている学生さんたちを調べてどんな感じの人がいるのかを知るのも良いでしょうし、
「あの大学には陽気な人が多い」というような口コミも多くあるので、自分と気が合う人がいるかどうかを調べる方法の1つとして良いでしょう。

○例外の選び方:具体的な将来働きたい企業名から逆算する

ここまでの話に関連して、少し例外的な志望校の選び方もお教えします。
これは私自身が取った方法なのですが、大学卒業後に働きたい企業を決めるというものです。
そして企業を決めたら、採用ページなどからどんな大学の人がそこの企業に入社しているのかを調べて逆算して志望校を決めます
私の場合はもともとプログラミングが好きで情報系に行きたいと思っていたのですが、
中学2年生のときにGoogleというIT企業の自由な社風がテレビで紹介されているのを見て、
そういう場所で働いてみたいと強い憧れを抱くようになりました。そこで私はGoogleの採用ページを探して
どういった大学の人がGoogleで働いているのかを調べました。東大や京大や慶應大といった名だたる名門大学が並ぶ中で、
当時の私が一番簡単に入れそうだと思ったのが東工大でした。後に東工大もかなりの難関だと知ることになるのですが、
そんなことも知らない私は次に自分の住んでいる川崎の高校で東工大出身者を輩出している高校を調べて、
その中で一番簡単そうな高校を選びました。中3になってから実際に学校見学にも行って校風を確かめて、
奇遇にもその高校見学では私の6つ年上で東工大に進学したOBの方がおり、その方と話してこの高校にすると決意しました。
その後はその高校に入学し、3年間少しずつ成績を上げて無事、東工大に入学することができました。
中2の時点で自分の進路のほとんどを決めたので、迷うことなく進み続けることができました。
一方で、当初はGoogleになんとしても入りたいと思っていたのですが、
夢を目指して進む過程でこの社会にはGoogle以外にも面白くて素晴らしい会社があることを知り、
今ではGoogle以外の会社も視野に入れるようになりました。結果的にはGoogleを目指さなくなりましたが、
しかし目指す中でたくさんのことを知って、たくさんの尊敬できる人たちと友達になることができたので、
ここまでの選択に悔いはありません。そのため皆さんの中にもしも働きたい企業まで決まっているという奇特な方がおりましたら参考にしてください。
ただ目標に対して意固地にならずに、視野を広く持つことを忘れないようにしましょう。

○私立?国公立?奨学金?

次に、これは高校生のみなさんだけでなく、その親御さんのみなさんにとっても大事な話なのですが、
ご家庭の経済状況を親子間で早めに共有しておきましょう。
ご家庭の経済状況によっては、私立に通わせられなかったり、
通うなら高校生のみなさん自身が奨学金という形で多額の借金を背負う必要があったり、浪人する費用がなかったりすることがあります。
こうしたことは、志望校を決める際に同時によく話し合っておくことが重要です。
親御さんのみなさんは経済状況を把握できているとは思いますし、
お子さんにご家庭の経済状況を話して辛い思いをさせたくないと考える方が多いのも理解できますが、
お子さんはびっくりするほど把握できていないことが多いです。
高校生のみなさんにとってもご家庭の経済状況をあまり把握できてないし、親に聞くのも気まずいという方も多いと思います。
しかし受験には予備校代や塾代や模試代に受験料、大学に入ってからは入学料や授業料がかかりますし、
それを親が払ってくれるのかどうか、
高校生の自分が借金をして将来大学を卒業して働き始めてから返さなければならないのかを知ることは極めて重要です。
例えば私の家はシングルマザー家庭で、私が高3のときの春に、母に私立大に行かせる金はないと告げられました。
それまで私は東工大を第一志望にして、他に私大をいくつか第二志望にしており、
東工大に落ちても最悪そちらに行けばいいと慢心していたのですが、
それを言われた時点で第二志望以下に行くことができなくなったと分かりました。
また仮に受験に失敗した場合でも予備校代や塾代を払う金はなく、自宅浪人するしかないことも分かりました。
そのためそこからは覚悟を決めて今までよりも必死に勉強に集中するようになりました。
私の家庭の具体的な経済状況は、結果的には大学に入ってから授業料免除関係の書類を書くときに知ったのですが、
私が想像していたよりも遥かに貧しかったのだと分かりました。そんな中でも私を支えてくれ、
模試代と受験料、入学料を払ってくれた母には感謝してもしきれませんでした。しかし個人的なわがままかもしれませんが、
できればもうちょっと早くに知っておけばもっと早く必死になり勉強計画を組み直すことができたのではないかと思ってしまいます。
そのため親御さんのみなさんは、できるだけ早めにお子さんにご家庭の経済状況について情報を共有してあげてください。
また高校生のみなさんは、滑り止めも含めて自分の志望校の学費などを調べて、親御さんに相談してみてください。
国公立大学には授業料免除制度があるところが多いですし、私立大でも特待制度のような学費が免除されるところもあるので、
そこも調べておきましょう。

長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
まとめますと、まずは分野を決めて、それからどんな人がいてどんな生活を送るのかをもとに大学を決めましょう。
もしも大学のその先の進路まで決めているのであれば、そこから逆算して決めてもよいでしょう。
しかしご家庭の経済状況によってはどうしても諦めなければならないこともありますので、
そういったことは早めに親子で話し合っておきましょう。

ただ高校生の方がご自身で全てを抱え込むのは厳しいですし、
親御さんにもお子さんがどういった大学を目指せばよいのか分からないという方も多いと思います。
英才個別学院には様々なバックグラウンドを持った個性豊かな講師陣がおり、
皆さまが参考にできるロールモデルとなる方が多くいらっしゃいます。また志望校を決めたあとの勉強計画についても、
個別指導ですのでお子さま一人ひとりをサポートできる環境が整っております。

是非私たちに皆さまの未来を作るお手伝いをさせてください。
講師一同、生徒の皆さんと夢を語りあえることを心待ちにしております。 

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