私の勉強法

　今回は私の得意科目についてお話したいと思います。私は古文が得意で、学生時代当時は国語で他の科目の失点を補うために頑張って勉強していました。古文の最大の面白い点は、昔の人々の生活がのぞけるところだと思います。現代のように電化製品など存在しない、水道も整備されていない私たちからしたら不便でしかない生活。ですが人々は時には苦しみながらも、景色を見て美しいなと感じたり、恋をしたりして充実した生活を送っているのです。暗号のような文法を読み解いていくとそんな昔の人々の生活をのぞき見ることができる。そう思うと皆さんも少しは楽しんで問題文を読む気になるのではないでしょうか。

　さて、勉強方法についてですが、古文の一番手っ取り早く点数を上げる方法は「単語を覚える」ことであると私は思っています。古典の単語は、一見現代語とほぼ同じと思える単語でも、まったく違う意味が隠されていることが多いため、古文をややこしくしている要素のひとつだと思っています。さらにひとつの単語の中に複数の意味が含まれていることも、多くの生徒を泣かせてきた所以となるでしょう。

　私がとっていた勉強方法は、「わからない単語が出てきたとき、必ずその言葉を辞書で調べる」ということです。「解説を見ればいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、解説にはスペースの関係でひとつの意味しか書いてない事が多いのです。辞書で調べることで、同じ単語から複数の意味を知ることができます。「知っている」というだけで大きなアドバンテージになるでしょう。少しでも古文を勉強する皆さんの参考になれば幸いです。