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中学英語に思うこと①

2021.07.02 | 教室からのお知らせ

中学英語に思うこと①

中学英語に思うこと①
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
英才個別学院 西府駅前校の水田です。


今年度から、指導要領の改訂により、
中学生の英語が大きく転換をしています。

●英語の授業を英語で行うこと。
●中学で既習の単語量が約1.5倍くらいになったこと。
●中学で既習予定の文法事項に、今まで高校生で学習していた文法事項が加わったこと。

塾サイドの人間からすると、今回の改訂は決して歓迎すべきものではないということです。


まず、そもそも英語に苦手意識のある生徒に、
英語で英語を指導するということ自体ナンセンス。


塾に来る生徒で英語が苦手と言っている生徒で、
学校の授業がわかるという生徒は
ほとんどいません。


ということは、そもそも学校の英語の授業の時間は
生徒にとっては単なる時間つぶしでしかない
ということです。


大人だって、知らない言語(例えばアラビア語)を
その言語(アラビア語)で教わったって
理解もできなければ、苦痛でしかないですよね。


今の中学生たちは英語の時間が来るたびに
そういう時間を過ごしているわけです。


もちろん、一部の英語が得意な生徒は問題ないのでしょうが、
英語が苦手な子はますます
英語嫌いを助長するだけだと思います。


学校の先生たちも現場で、おそらくわかってないよな~って
思いながらも、それを遂行しなければいけないということを
察すると不憫でなりません。


このシステムを如何ともしがたいということが残念です。
おそらく、数年後に失敗に終わったことを知るのでしょうが、
そのシステムに組み入れられた
子供たちはたまったものではありません。


以前にも似たような改革がありました。
そう「ゆとり教育」というものです。


あれも失敗に終わった典型ですが、
今回の改訂もそうなるような気がしてなりません。


一体、何を目指しているのでしょうか?
それに付き合わされる子供たちのことを考えているのでしょうか?
今回の改定で恩恵を被るのは、一部の英語が得意な生徒だけです。
大半の生徒は置き去りにされることになると思います。


塾に来る生徒は、これもあれも学校で教わってないの?
というくらい、まったく何も身に着いてません。


正確に言うと、教わっているはず(英語で)なのですが、
それすらわかってないというのが現状です。


自分は語学センスがなく、英語は好きでもその理屈を
しっかりと学習することで、英語ができるように
なっていった口です。


母国語とは違う、外国語を学ぶわけですから、
習うより慣れろ式の教育はあまりにも乱暴すぎると
言わざるを得ません。


なんでも素直に吸収してしまう幼児期ならいざ知らず、
中学生になって、母国語でものを考え、母国語で
ものごとの論理を理解することに慣れてしまっている
生徒たちに、違う言語でものを考えられるようにしろ
というのは無理があります。


塾側の役割は、学校教育では欠落した理論や論理の穴を
埋めていくということに尽きるのかなと思います。

続きはまた、、、


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【授業時間】 17時00分~21時25分(1授業85分)

【対象】小学生・中学生・高校生・既卒生

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②当教室までお電話ください

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