大学共通テスト改革や授業内の「アクティブラーニング」などが話題になり、「思考力」という言葉をよく聞くようになりました。
当然ですが、基本的なことの暗記ができていなければ思考力を鍛えようにも鍛えられません。
時代に逆流するようですが、勉強の基本は「暗記」です。
我々が日常的に会話できるのも、膨大な日本語の単語や慣用表現を「暗記」しているからに他なりません。
英単語、英熟語、漢字、慣用句、公式・・・。
特に理科、社会の基本事項はこの夏の間に頭に叩き込んでおかないと冬に入試対策ができなくなってしまいます。
この暗記の作業でのコツ。
「書く」ことと「逆にする」こと
〇「書く」こと
一問一答形式の問題集を使っている場合、
また、ほぼ一問一答形式になっている学校ワークやその他の基本問題を行う際のアドバイス。
まずノートを用意します。
左側を4等分くらいに折り曲げ、1列目に答えを縦に書き込んでいきます。
例
①「江戸幕府の8代将軍はだれか」=「徳川吉宗」
②「①の人物が行った改革をなんというか」=「享保の改革」
・・・といった具合で、1列目に縦に書いていきましょう。
間違えた問題は赤文字で直します。
次はもう一度、2列目に問題の答えを書いていきます。
同じように3列目に行います。
3回同じ問題を解けば流石に覚えます。
〇「逆にする」
次はノートに書かれた答えを、「説明できるか」を試みます。
ココがポイントです。
もしかしたら順番でなんとなく覚えてしまっている可能性もあります。
それを防止するために、キーワードを説明できるかを試すのです。
自分で問題の文章が作れたら間違いなく頭に残っている証拠です。
例
①「徳川吉宗」=「江戸幕府の8代将軍」
②「享保の改革」=「徳川吉宗が行った改革」
左側に書いてある語句の説明をノートの右側に書いていきます。
そして最後に、4列目に解いてみる。
4回同じ問題を解けば覚えるでしょう。
「暗記が苦手」という生徒さんは、以下の2点を振り返ってみましょう。
①答えを書かずに読むだけで終わらせていなかったか。
②答えから問題文を想起する作業をしていたか。
「書く」ことと「逆にする」こと、これを心がけて勉強してみてください。