2024.03.22 | 勉強
間違えた問題を繰り返し解くこと
人はなぜケアレスミスをするのか。
皆さんも1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
ケアレスミスが起こる理由は意外にも単純なものかもしれません。
なぜそう思うのか。それは「徹底した意識の繰り返しでミスは減る」と私は考えているからです。
しかし、指導の際、生徒との会話で気付かされたことがあります。それは練習と本番の意識レベルの違いでした。実際に勉強をしていく中での意識は「無意識に近い状態」であるという現状です。ここで驚いたのは「本番では集中してテストに取り組んでいます」と生徒が話してくれたことです。
私は「本番だけ意識するだけでは得点に繋がらない」と伝えました。ですが、実際に学習を進める中で全てを意識して取り組むというのは、実は難しいことです。
では、どうするべきか?
「間違えた問題のみを解く時間を設ける」ことです。
一度間違えた問題は、嫌でも原因を考え解き進める必要が生じます。間違えた問題を3周ほどやり直して、それで間違えなくなったとしたら、もう同じようなケアレスミスはしないと思います。これは意識をしたことで誤りを認識することによるものであると考えられます。
「高得点を目指す人」はもちろん「まずは60点を取りたい」という人にも、共通しておすすめできる勉強方法が「間違えた問題を繰り返し解く」という、極めてシンプルな結論になりました。