2024.04.25 | 教室ブログ
国語の勉強法
こんにちは、講師の蒲生です。
前回のブログでは「復習が大切だ」とお伝えしました。
では国語の勉強はどうしたらいいでしょう?
国語は得意に関わらず、定期テストや模試で出た文章はその後ほとんど同じのは出てきませんし、勉強を後回しにしている人も多いと思います。
しかし、国語は高校受験では英数と同じく必須になります。文系は大学でも、大人になって文章を読む機会もたくさんあります。
なので今回は国語(文章読解)の勉強についてお伝えしていきます。
まず、国語が苦手な人は説明文・論説文に取り組んで、出来るようにしていきましょう。
説明文・論説文を最初にやるべき点とその理由は以下の通りです。
①「それ」や「これ」といった指示語が何を意味しているのか読み取れるようにするため
文中で同じ言葉を何度も使うとしつこくなってしまいます。
普段の会話で「あれがさ~」と言うのと同じこと文章でも行います。「あれ」って何のことか読み取りできるようになる必要があるからです。
②文章の主題を読み取れるようにするため
文中には例や筆者の意見、客観的なデータなど様々な情報があります。
そこから結局この文章は何について書かれているのか?を明確にすることは小説文や詩などでも重要になるからです。
ではこれを踏まえた上で、本当に苦手な子はどうしたらいいでしょう。
私の授業では文章を読んでから問題を解かずに、私にその文章の主題や筆者の主張について説明をしてもらうようにしています。
一度読んで文章の内容をどれくらい整理・理解できているかを判断するためです。
ここで文章を充分に理解できている様子だったら、問題演習に進んでいきます。
難しいようでしたら、手助けをしながらもう一回読んでいきます。
小説文ではこの理解にプラスして、登場人物の心情の読み取りも必要になります。
そうすると読解すべき情報が増えて大変になってしまうので、まずは説明文・論説文をしっかり出来るようになることが国語の勉強で重要だと考えています。
以上はあくまで私の考えですが、国語を勉強するうえでのコツになるかと思います。
国語についても、つまずいたらサポートしていくのでぜひ塾に来てみてください!