中学校の教科書改訂～その勉強で本当に大丈夫ですか5

上中里/梶原の個別指導塾　学習塾　【英才個別学院　梶原校】

佐々木です。

中学の教科書改訂が4月から行われ、英語の変更点の話をしてきました。

今回からは、もう一つの大きな変更点の数学です。

数学でも大きな変更があります。

【中1数学で追加されるもの】

・素数

・素因数分解

・確率

・累積度数

【中2数学で追加されるもの】

・反例

・四分位範囲や箱ひげ図

【中3数学で追加されるもの】

・近似値

こうやってみると中学校1年生の数学の追加分って多いですよね。

なぜこれだけ多くの項目を前倒しにして覚えていかないといけないのか？

大学入試の共通テストの変更点に答えがあります。

思考力・判断力・表現力がこれからの学習で求められてきます。

単純な処理の早さも必要とされます。

それに必要な武器を早めに習得させようとしています。

数学が嫌いだからいらない！

と言った考え方が今後は通用しなくなり、逃げ切れなくなります。

理科や社会でも計算して処理しないといけない問題が増えてきます。

また、受験科目に数学を課してくる大学が早稲田大学を筆頭に増えていきます。

中学校の入り口で「計算だけやっておけば大丈夫」という時代は終わりました。

小学校での積み残しは今のうちに積んでおきたいです。

明日の数学の話をします。