【中学生必見!】5教科コース!
2024.05.09|勉強法
2021.03.26 | 勉強法
前回のブログでは、「暗記をし切る」ということをお伝えしたと思います。
しかし、「暗記し切ったのに点数が上がらない」というお子さまは一定数いらっしゃいます。
なぜでしょうか?
残念ながら、理社は暗記だけではありません!
言っていることが違うと思われてしまうかもしれません。
しかし、暗記だけではないのです。
例えば、この問題。
これは、平成30年度の都立一般入試で出題された、社会の問題です。
この問題を解くには、いくつかのステップが必要です。
①Ⅰの年表を見て、それぞれの年代の大体の時代の把握ができること。
②Ⅱの資料を見て、書物の名前が分かること。
③書物が刊行された年代が分かる事。
④③の年代がⅠの年表のどこに属するのか分かること。
以上の4点です。
①~③のステップは暗記の内容になります。
①について、
江戸時代は1603年~1868年です。
明治時代は1868年~1912年です。
大正時代は1912年~1926年です。
昭和時代は1926年~1988年です。
この年代把握が非常に大事です。
②について、
問題文の「福沢諭吉」と「天は人の上に人を造らず」から、書物の名前は「学問のすゝめ」だと分かります。
③について、
学問のすゝめは1872年より順次刊行されました。
④について、
①~③をもとに考えると、イに当てはまることが分かります。
ということで、正解は「イ」です。
いかがでしたか?
暗記ですが、暗記だけではない、という意味が分かって頂けましたか?
暗記すべき内容はもちろんあります。
しかし、その暗記したものを、組み合わせないと、問題は解けません。
暗記してもらうのは、生徒さんです。
暗記したものをつなぎ合わせて、接着剤の作り方や使い方をお伝えするのが、英才の授業です。
理社だから、授業をやる必要はない
というお言葉をよく耳にしますが、それは半分正解、半分不正解です。
本当に理社の点数を上げたいという方は、是非当学院にお任せください。
驚くような点数UPを実現致します。
是非、ご相談ください。
おすすめ記事はまだありません