【Time is money】後悔のないように。

学校がお休みの間、１日おうちにいると、




「あれ、もう夜か」





なんてことはありませんか？


別の質問です。


こんな言葉を聞いたことはありますか？





 





 





「Time　is　money.」





 





「時は金なり」





 










アメリカ合衆国を建国した、フランクリン・ルーズベルトが、言ったとされています。





 











よく誤解を生んでしまうのですが、




「時間は全てお金に換算して考えないとダメ」




「時間は全てお金に換金することを前提に考えるべき」



という意味ではなく、機会費用の考え方の重要性を、私たちに教えてくれている言葉なのです。





機会費用とは、





「別の選択肢を選んでいれば手に入ったはずの利益」



を差す言葉です。





 



例えば、あなたには３万円の欲しいものがあります。


春休みにアルバイトをして、３万円を貯め、その欲しいものを買おう！と考えました。


そして、いざ働こうとアルバイトを探し、良さそうな条件のアルバイトを見つけたとします。


しかし、










「電話して面接して…。ちょっと面倒だな。明日連絡しよう。」


「今日もちょっとやる気が。明日にしよう。」


と先送りにして、結局ダラダラと春休みを過ごしてしまいました。



もしアルバイトをしていたら、３万円を稼ぐことができたのに、面倒くさがって、アルバイトをしなかった結果、結局欲しいものが手に入らなかったのです。



「３万円を払って、ダラダラと過ごす時間を買った」



これが機会費用の考え方なのです。



ダラダラとしているのに、お金はかからないでしょう。



しかし、アルバイトをしていたら入ってきたはずの３万円を捨てて、ダラダラと過ごす時間に充ててしまった。





つまり、３万円でダラダラする時間を買ったのと同じなわけです。









これは、勉強にも言えることで、













「毎日単語を10個覚える！10日で100個覚える！」




と目標を決めて、新しいピカピカの単語帳を買ったとします。





素晴らしい目標ですよね。


まずは目標を立てたことに、自分を褒めてあげてください。


最初はやる気もMAXで、予定通り進みました。


けれども、３日で飽きてしまい、残りの７日間はゲームばかりして、結局30個しか覚えられませんでした。







仮に、残りの70個に、入試で出てくる単語があったら？



もし70個全てやっていたら入試でもう１問解けていたとしたら？





それが入試の合否の分かれ目だったら？





入試合格という権利を捨てて、ゲームするという時間に充てたわけです。


すみません、ちょっと厳しいことを言ってしまいましたね。


当日何が起こるか分からない。


１点で合否が分かれる。


でも、それが勉強、それが受験です。





 













私は生徒さんによく、こんなことを言います。


「後悔のない時間の使い方をしてね」










今、学校が休みの間、「あれ、結局何して１日過ごしたっけ？」となっていませんか？


Time　is　money.


「このままじゃヤバい！」


そう思った時こそ行動です！


後悔のない時間を過ごしましょう♪