2024.01.15 | 受験
千葉県公立高校入試 【マークシート式】
こんにちは。英才個別学院南行徳校室長の佐藤です。
本年(令和6年)の千葉県公立高校入試よりマークシート式の導入がされます。
それに伴って、マークシート式+記述の注意点をまとめました。ご確認ください。
【マークシート式の注意点】
人間の目ではなく、機械に読み取らせて正解・不正解を判定させます。そのため、読み取りエラーや塗りつぶし箇所のミスなどによって、本来は正解だったはずの解答が不正解になってしまうことがあります。
もったいない不正解を避けるためにも、マーク式の注意点を詳しく見てみましょう。
①濃く塗りつぶす。
リーフレットにも良い例と悪い例が掲載されていますね。悪い例としては、はみ出したり薄すぎたり、塗りつぶし部分が小さかったり、レ点や線を書いてしまったり。
マーク式では、機械に不正解と判定されないためにも、良い例のように、濃くはっきりと塗りつぶすようにしてください。
また、HBかBの黒鉛筆やシャープペンを使うように指定されています。普段はHや2Hなど、薄くて硬い鉛筆やシャープペンの芯を使っている人は注意してください。(HBやBは色が濃くて柔らかい分、芯が折れやすい。)
参照:千葉県教育委員会によるリーフレットより抜粋
②消すときは綺麗に消す。
書き損じなどで解答を書き直すときは、消しゴムできれいに消すようにしましょう。消し方が中途半端だったり、消しくずが残っていたりしたら、読み取りエラーが起こることがあります。
書く時も濃くはっきりと塗りつぶすことが重要ですが、消すときも消し跡をなるべく残さないよう、きれいに消すように心がけてください。
参照:千葉県教育委員会によるリーフレットより抜粋
③数値を答える形式の注意
計算問題などで数値を答える解答方法にも注意が必要です。リーフレットにも解答例がありますが、例えば「-4×7」の場合、記述式なら「-28」と書けるのですが、マーク式だと少しややこしいですね。
-28をマーク式で答える場合は、「-」と「2」と「8」を指定された欄に塗りつぶさなければなりません。計算の答えは合っているのに塗りつぶしの箇所が間違っていれば「不正解」になってしまいます。
また、負の数の分数が答えの場合は、分母の指定箇所に「-」を塗りつぶします。記述式なら分数の前にマイナスをつけますが、マーク式なら分子の指定箇所にマイナスを塗りつぶすということ覚えておきましょう。
参照:千葉県教育委員会によるリーフレットより抜粋
【記述式の注意点】
令和6年度入試より、マークシート方式が導入されることが決まりましたが、すべての解答方法がマーク式なるというわけではありません。
これまでは「記述式のみ」だったのが、これからは「記述式+マーク式」のハイブリット方式になるということですね。
つまり、記述式の解答法も残っているということ。では、記述式の注意点も確認しましょう。
④受検番号は「記述式+マーク式」
リーフレットによると、受検番号は数字の記入(記述)と、マーク欄の塗りつぶしの両方が必要となっています。
上の欄に4桁の受検番号を記述し、下の欄に4桁のそれぞれの番号をマークで塗りつぶす形式ですね。
全ての解答が水の泡とならないように、受検番号は記述部分も忘れずに書きましょう。
⑤解答欄からはみ出さないように注意
当たり前のことですが、急いだり焦ったりすると出やすいミスです。
リーフレットによると、記述式の解答は、解答欄をパソコン画面に表示して採点すると書かれています。
良い例と悪い例を見ますと、悪い例では「would」の末尾「d」の部分が解答欄からはみ出ていますね。
パソコン画面にどこまでが表示されるのかわかりませんが、この場合、パソコン画面では「woul」までしか見えずに不正解になってしまうのかもしれません。
記述式の部分は、解答欄からはみ出さないように書きましょう。
⑥解答用紙は裏面も使用することがある。
実際に英才個別学院南行徳校の生徒は、【テスト会】にて実施済みですが、裏面があることもしっかりと開始後確認しましょう。
詳しい内容を教室にてもご説明させていただいております。是非ご相談ください。