2025.06.16 | 講師のつぶやき
あなたは定期テストに強いタイプ?入試に強いタイプ?
葛飾区の個別塾 英才個別学院 お花茶屋校 副室長の東です。体験授業のお申し込みはこちらです!
塾で指導をしていると、生徒さんによって「学校の定期テストは得意だけど、模試や入試問題になると苦戦するタイプ」、あるいは「定期テストはイマイチだけど、入試問題では力を発揮するタイプ」がいることに気づきます。
この違いは、単なる学力差ではなく、「勉強のアプローチの違い」や「求められる力の違い」によるものがあります。
① 定期テストに強いタイプの特徴
定期テストに強い生徒は、次のような特徴があります。
・教科書の内容を丁寧に覚えている。
・学校のワークやプリントを繰り返し解いている。
・テスト範囲が限られていることに安心感を持っている。
・暗記力が高く、提出物や細かい内容にも注意が向く。
このタイプの生徒は、「知識の習得と反復」に強みがあり、試験範囲がはっきりしている定期テストに向いています。
ただし弱点として
・出題のパターンが変わると対応しづらい。
・初見の応用問題に弱いことがある。
・学校の評価は高くても、入試では苦戦することがある。
といったことがあります。
② 入試問題に強いタイプの特徴
一方、入試問題に強い生徒は以下のような特徴があります。
・考えることが好きで、応用問題に取り組むのが得意
・問題のパターンや出題意図を読み取る力がある
・定期テストのような「細かい詰め」にはやや甘さがある
・自分で考えて進める学習に慣れている
このタイプの生徒は、「考察力・分析力」に強みがあり、初見の問題や複合的な出題に強い傾向があります。
ただし弱点として
・定期テストでの取りこぼしが多く、内申点に不安が出る。
・勉強のペースが安定しにくいことがある。
・知識の抜けや基本ミスで損をしがち。
といったことがあります。
両タイプの生徒さんがやるべき「もう一方の勉強法」
定期テストに強いタイプは、入試型の問題に触れる機会を増やすことが大切です。
・模試や過去問、思考力を問う問題を定期的に解く。
・「なぜそうなるか」を説明する練習をする。
・単元のつながりを意識し、断片的な知識を整理する。
入試に強いタイプの生徒には、基本の確認と反復練習が重要です。
・教科書・学校ワークを確実に仕上げる
・細かい知識の確認、穴埋め問題の練習
・時間を決めて集中して取り組む習慣をつける
入試本番で問われるのは、基礎知識の正確さと、それを応用する力の両方です。
また、学校の成績は内申に直結し、推薦や受験の選択肢にも大きく関わります。
だからこそ、「どちらかだけでいい」ではなく、自分の得意・苦手を知った上で、バランスよく伸ばしていくことが大切です。
英才個別学院では、こうしたタイプ別の特性を見ながら、生徒一人ひとりに合った学習指導を行っています。お子さまのタイプや勉強の仕方でお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
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