2023.10.29 | 受験情報
失敗しない併願校の選び方①
高3生のみなさんへ
お通い高校の先生から共通テストの申込完了の控えをもらったあなたは、
「あぁ、もうすぐか」と、改めて感じたことでしょう。
先日、赤本をいつからどのくらい解くかというお話をしました。
しかし、それは、共通テストの問題に限った話ではありません。
ご自身が受験される私立大学すべてにいえる話です。
私立大学によって問題の傾向が変わるなどということは、百も承知かもしれません。
2週間ほど前でしょうか、
「第1志望は固まっているけど、滑り止めをどうしようか悩んでいる。出題傾向がなるべく似ているところがいいけど・・・」
という相談をいただきました。
そこで、今回からは3回にわたって、
失敗しない併願校の選び方のポイントを大きく3つご紹介させていただきます!
ポイント①
【自分が勉強したいことは何なのかしっかり考えること】
これは私が経験したことでもあるのですが、
私は現役当時、文学部・哲学科系志望でした。
しかし、実際に進学したのは法学部法律学科でした。
入学後は、勉強したかったこととの乖離を受け入れることに大変苦労し、後悔もしました。
このように、特に文系志望の生徒さんにありがちなのが、
経済学部、経営学部、商学部などを手当たり次第受験し、
合格したところに行けばいいという考えが横行するケースがあります。
私のような経験をしてしまっては、
実りのあるキャンパスライフを謳歌することは難しくなります。
大学は勉強するところです。
その根幹が揺るがないようにするには、
自分は大学で何のために何を勉強したいのかを今一度よく考えて受験と向き合うことが不可欠です。
次回は、
失敗しない併願校選び方②として、
受験レベルの考え方をお話させていただきます。
ぜひ、ご自身のイメージと重ねてみてくださいね。