お子さまの多くがつまずきやすいのは
「文章題」です。
特に長文の文章題は、入試での配点は高いのに全体的に正答率が低くなってしまう傾向にあります。
練習問題やテキストは解けても、
いざ模試などで文章題を前にすると解法が思いつかなくなってしまう
というお声をよく耳にします。
そんな文章題を解けるようになるには土台となる基礎を完璧にするのはもちろん、
問題の中からヒントを探し出す練習をする必要があります。
文章題は情報量が多く、整理するのが難しいイメージですが、
逆に情報の整理さえできれば簡単な内容のものも多いです。
文章題と聞くだけで苦手意識を持ってしまいがちですが、
文章題の解き方さえマスターすれば周りの受験生と大きな差をつけることが出来ます。
文章題こそ積極的に練習していく価値があります。
しかし、いきなり文章題の情報を簡単に整理することが出来るわけではありません。
情報の整理の仕方1つ1つを練習していく必要があります。
以下の流れを学習の参考になさってみてください!
①まず、文章を読んでわからない単語がないかを確認します。
②次に、再度文章をゆっくり読んで図表や絵に表してみましょう。
問題の情報を自分が正しく分かりやすく一目で見られるようにまとめます。
③そして、その図表を見て実際に問題を解いてみましょう。
丸付けが終わって間違っている問題があったらどの情報を見落としていたのか、
書き間違えていたのかを探して図表を直します。
この①~③の流れを繰り返していくことで、
初見の文章問題の解法も思いつくようになって、
周りの受験生との差をつけることが出来ます。
また、数学の文章題の練習は算数力だけでなく、
国語力や読解力も鍛える事が出来ます。
苦手意識を持たれがちな文章題ですが、
わたしたちと一緒に繰り返し練習していって算数を強みにしていきましょう。