夏休みは時間がたっぷりあるように見えて、実はやる気が出ずに1日が終わってしまうことも珍しくありません。これは性格の問題ではなく、脳の性質による自然な反応です。人は楽なことに惹かれやすく、努力が必要なことを後回しにする習性があります。しかし、やる気は待つものではなく、作るものです。今回は、やる気ゼロの状態からでも動き出せる3つの習慣をご紹介します。
🎯 ゴールは細かく刻む
夏休みの終わりに「模試で偏差値60を取る!」というような大きな目標を掲げても、日々の行動につながりにくく、途中で息切れしてしまいがちです。そこでおすすめなのが、大きなゴールを小さく分解し、毎日達成できるサイズにすることです。
例えば「今日は英単語を20個覚える」「数学の計算を10問だけ解く」といったように、すぐに終えられる目標に設定します。これなら短時間で達成感が得られ、脳は「もう少しやってみよう」という前向きなモードに切り替わります。達成できたら✅マークをつけて見える化するのも効果的です。達成感が積み重なれば、自然とやる気が出てきます。
🪑 環境づくりを自分で作る
やる気が出ない理由の多くは、実は環境にあります。家の中にはスマホやベッド、テレビなど誘惑があふれており、勉強モードを保つのは至難の業です。そこで自習室の出番です!
朝は塾の自習室で数学など理解系の学習に取り組み、昼英単語や理科・社会の暗記、夕方は軽めの復習や間違い直しを行うなど、時間帯ごとに場所と学習内容を決めると、自然と集中しやすくなります。
🔄 ルーティーンを作ってやる気をオンに
やる気を引き出す最後の習慣は、勉強前のルーティンです。塾の自習室や授業前の短い時間でもできるよう、簡単で効果的な流れにしましょう。
まず席についたら、深呼吸をして気持ちを整えます。次に、机の上にある不要なプリントや参考書を片付け、今日使う教材だけを手元に残します。机の上がすっきりすると、それだけで集中しやすくなります。
準備ができたら、筆箱から必要なペンを1本だけ取り出し、ノートを開きます。そしてタイマーを3分にセットして、“ウォームアップ問題”を解きます。ここでは難しい問題ではなく、前回間違えた計算や暗記カードの復習など、軽く取り組めるものを選びましょう。短時間で「できた!」という感覚を得ることが大切です。このあと達成感を保ったまま勉強に入ります。決まった行動を毎回繰り返すことで、塾に来た瞬間から脳が「勉強モード」に切り替わり、やる気がない日でも自然とペンが動き出すようになります。