中学3年・テスト返却後「今からできる」5つの行動
テストが返ってきた今が、受験本番につながる伸びる分岐点です。焦らず、でも手は止めず、次の5ステップで立て直していきましょう。
点数ではなく設問別に振り返る
何点落としたかより「どの単元」「どんなミス」で落としたかを分類。例:計算精度のミス、語句暗記不足、時間切れ、ケアレスミスなど。
次回テストまでの“単元別ToDo”化
科目ごとに「やり直し範囲」を小分けにしてチェックリスト化。1日あたりの分量を30〜45分で終わる塊にします。
やり直しは「同じ問題→同系統問題」の順
返却問題の復習→教科書・ワーク・過去問の同系統へ水平展開。2周目は解法プロセスを声に出して説明できるか確認。
タイマー学習で時間耐性をつける
25分集中+5分休憩を3セット。最後に15分のまとめ。本番配点を意識した「解く順番」の練習を必ず入れる。
週1回の“模擬小テスト”で定着を測る
英単語20問、歴史年号10問、関数3問などで自作OK。合格ラインを決め、未達分は翌週に繰り返す仕組み化を。
成績を伸ばす近道は「質問できる先生 × 静かな自習環境」
自宅だと誘惑が多く、分からない所で手が止まりがち。だからこそ、塾のように
静かで集中できる自習スペースが常に確保され、
つまずいた瞬間に“質問できる先生”がそばにいる――
この2つが同時にそろう環境が、学習効率を大きく底上げします。
特に直前期は「3分悩んだら質問」のルールが有効。手が止まる時間を最小化し、学習量の“実質時間”を増やします。記述の添削や解き方の検証がすぐにでき、ケアレスミスの再発防止にも直結します。
質問だけでなく「どう勉強するか」を教わる価値
- 単元の優先順位づけ
受験校や内申の状況から逆算して「今週何をやるか」を具体化。伸び幅の大きい単元から着手。
- 科目別の学習設計
英語:音読と短文暗唱をセット化。文法はミス原因パターン別に演習。
数学:例題→類題→初見という“難度階段”を固定化。途中式の書き方も型で矯正。
国語:設問先読みと根拠線引きの手順をテンプレ化。記述は型に当てはめて添削回転。
理社:表や年表の“見える化”で暗記を効率化。週次小テストで循環学習。
- 時間配分と本番戦略
大問ごとの撤退ラインを事前設定。得点源に時間を残す訓練を積む。
「分からない所を教えてもらう」だけでなく、「何を、どの順に、どうやるか」まで明確になると、勉強が前に進む実感が生まれ、次の行動に移しやすくなります。
検定(英検・漢検・数検)を受ける“利点だけ”をまとめる
- 内申書で強いアピール材料に。特別活動やその他の活動として記載でき、学習意欲や努力の証拠になります。
- 推薦入試で有利になり得ます。英検2級以上などは出願資格や優遇項目として明記する学校や学科があり、合格可能性が高まります。
- 一般入試でも自己PRの材料に。面接がある場合の説得力が増し、同点時の判断材料になることも。
- 私立高校では優遇が非常に一般的。加点、内申基準の緩和、特待選考の条件、学費の一部免除につながる場合も。併願優遇でも検定級が考慮されるケースが多いです。
- 入学後に単位認定や習熟度クラス分けで有利になる学校もあります。
結論として「入学選考で有利になる」という意味では、都立・私立ともにプラス。特に私立での優遇は強めです。受験校の募集要項で具体的な扱いを必ず確認しましょう。
受付中:漢検のご案内
- 申込締切:9月27日(土)
- 実施日:10月25日(土)
検定は目標設定と学習習慣づくりに最適です。過去問題の回転や語彙強化が、国語だけでなく英語長文の読解にも波及効果を生みます。受験を考えている場合は、早めの対策とお申し込みをおすすめします。
今日はぜひ、返却答案を開いて「設問別の振り返り」から始めてみてください。保護者さまは、リビング学習でも構いません。「今日は英語の語順ミスだけ」「明日は関数の文字式だけ」など、声かけでやる範囲を小さく区切ると、やり切り体験が増えていきます。
静かな環境での自習が難しい、つまずきで止まってしまう――というときは、質問できる先生がいる塾の自習室を活用してください。分からない所の質問はもちろん、「どう勉強したらいいか」まで具体的にお伝えします。