2024.10.30 | 受験
【思わぬ落とし穴も?!】併願受験のメリットとデメリットを解説!
こんにちは!
世田谷区・東松原エリアにある塾・個別指導塾の、英才個別学院東松原校です!
「どの学校を受験しよう?」
受験が近づいてきた学生にとって一番重要な決断ともいえる志望校の設定。
この学校に行きたい!
と明確な志望校をもっている方もいれば
どの学校にしよう…?
となかなか第一志望を一つに絞れていない方もいるかもしれません。
しかし、受験において必ずしも志望校を一つに絞る必要はありません。
複数の学校を受験するいわゆる
『併願受験』
を想定していらっしゃる方も多いのでは?
そこで今回は
併願受験のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。
メリットは大きく分けて2つあります。
一つ目は
受験会場の雰囲気に慣れることができる
という点です。
受験会場には模試や定期テストとは全く違う独特の緊張感が流れており、誰しも本来の実力を発揮するのが難しいものです。
特に初めての受験の場合はなおさらです。
あらかじめ受験会場の雰囲気を体験していたから、
第一志望の学校の受験をより余裕をもって受験できた
という合格者の体験談はよく耳に入ってきますね。
2つ目は
合格した経験が安心感や自信につながる
という点です。
一度合格ができれば
自分のしてきた勉強は間違ってなかった
という自信が付きますし、
万が一(あまり考えたくはないですが…)第一志望の学校の受験がうまくいかなくても、通える学校があるという事実は安心感を与えてくれるものです。
このようにいいことづくめの併願受験ですが、
私はいくつか デメリット もあると考えています。
1つ目は
勉強の効率がおちる
ということです。
第一志望の学校と併願受験する学校、両方の学校の受験対策をする必要がある
ため
結果的に第一志望校の対策にさける勉強時間が減ってしまう
んですね。
この問題は大学受験の際に特に顕著に現れます。
国立大学の入試問題と私立大学の入試問題はかなり問題の質が違っており、十分な学力が身についていても、その大学の問題にあった対策をしていないと全然点が取れない、ということはよくあります。
そのため第一志望一筋で対策をしていたほうが、受験の際に有利に働くこともあります。
2つめは
合格体験が油断につながる
ということです。
一度受験に合格できると安心感も得られますが、同時に心に隙も生まれます。
その結果、その後の勉強量が落ちてしまい、第一志望の学校の受験で失敗してしまった…
なんてことになったら大変です
併願受験をお守りに喩えたたとえ話をきいたことがあります。
お守りがあったから安心して受験できた。
お守りがあるから大丈夫と油断してしまった。
このように併願受験はたくさんのご利益もありますが、逆に落とし穴もあります。
むやみに受けるのではなく、デメリットも理解したうえで受験戦略に組み込むことをおすすめします。
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最後までお読みいただきありがとうございました。