2025.06.03 |
【暗記するなら「手書き」が一番!】
テストや入試に向けて重要事項を覚えなければならないとき,みなさんはどうやって覚えますか?
ノートに手書きで覚えますか,それとも何度もくり返し読んで覚えますか,赤シートで隠しながら覚える人もいるでしょう。
アメリカのハーバード大学で800人の生徒に次のような実験が行われました。
Aグループの学生には,あるテーマの内容を伝えた後で,学生たちに自由に作文を書いてもらいました。Bグループの学生には,同じテーマの内容をまとめたスライドを見せ,その内容をそのまま書き写させました。
その後,A・Bのグループの学生それぞれにテーマの内容をどれだけ理解できているかについてテストを受けさせました。
すると,単に書き写した学生よりも
自分で文章にまとめたAグループの方が得点が高かったのです。
また,アメリカの科学雑誌『サイエンス』誌が大学生を対象に次のような実験を行いました。
学生たちを3つのグループに分け,科学について書かれたテキストを短時間で読んでもらいました。Aグループの学生たちにはくり返しテキストを読ませ,Bグループの学生たちにはテキストの内容を図にまとめさせ,Cグループの学生には読んだテキストについて短い感想文を書かせたのです。
1週間後,この学生たちにテキストについてどれだけ覚えているかのテストを実施すると,Cグループの学生たちが最も優秀でした。
この実験から研究者たちは「
読んだ内容を自分の言葉で新たに書き直すと,長く記憶に残りやすい」と結論づけました。
ノルウェーで行われた別の実験では,
手で文字や絵を描いたりすると,言語に関する脳の一部が活性化するという結果もあります。
日本でも立命館大学で実施された,手書きとタブレットではどちらが記憶に残っているかという実験でも,
手書きの方がより記憶に残ることが証明されました。
これらのことから,何かを覚える(暗記しておく)のに最も有効なのは「手書きで覚える」ということがわかります。
学生のみなさん,ノートを活用して手書きで勉強しましょう!