こんにちは!英才個別学院住吉校、室長の坂本です!
あと2週間ほどで夏休み。
中3のお子さんをお持ちのご家庭は三者面談の時期ではないでしょうか。
学校によっては、
今月中学校に入って初めての通知表をもらうご家庭もあると思います。
という事で今日は「通知表(内申)」の話です。
小学校の時は項目に〇がつくものでしたが、
中学校になると、項目はA~Cで評価され、その結果5段階で各科目が評価されます。
数が大きいほど高評価という事になります。
受験の際に意識する内申とは、この5段階評価の事です。
その5段階評価の「3」という評価についてが今日のテーマです。
1~5の中では3は真ん中の数。つまり、3が平均となります。
となると、
オール3という内申は平均は取れていて人並の内申という事でしょうか。
答えはNOです。
よほど努力を要する理解度か、よほど改善が必要な学習姿勢でない限り、
普通に授業に参加して、それなりにテストを受けていれば3はもらえます。
つまり、普通にやってればオール3以上は確保できるわけです。
オール3という内申は誰もが持ちうる内申ですので決していい内申ではありません。
ただ、3という評価の幅はとても広いです。
内申に関して、評価「5」、評価「4」以外の人はみんな「3」といった感じです。
例えば、定期テストで90点の人は「5」、80点の人は「4」、それ以外は「3」。
定期テストで70点の人も、定期テストで45点の人も同じ「3」という評価になります。
オール3という評価自身はいい評価とは言えませんが、
同じ3という評価でも、学力に違いがあるのは事実です。
だから、定期テストで得点がいいのに「3」の評価のものはぜひ頑張って欲しい。
すぐそこまで来てるわけなんで。
ゲームでいうと、レベル3からレベル4になるまでに必要な経験値が多いだけなんです。
そして、もう少しでレベルがあがるところまで来てるって事です。
内申が一つあがるだけでも選べる志望校の数が変わります。
合格する可能性が変わります。
~「オール3は人並かどうか」のまとめ~
高校受験の観点でいうと、オール3は下位層。
決して人並な内申ではありません。
志望校も限られた学校からしか選べません。
同じ「3」の評価でも「4」に近い「3」が一番頑張って欲しい科目。
一つでも「4」が増えると志望校選択の幅が広がる。
つまり、通知表っていかに「4」以上を獲りにいくかって事です。
成績が上がるまでにかかる時間は個人差がございます。
すぐに成績があがるお子さんもいれば、
成績の向上に時間のかかるお子さんもいらっしゃいます。
ですので、早くに学習をスタートさせる事が大切です。