2021.03.09 | 教務コラム
2021年英語教育が大きく変わります!
2021年度(この4月から)は中学校の教科書内容が大きく変わります。
大幅な改定となりますので、しっかりと確認し、準備をしておきましょう。
今回は英語について、話をします。
・単語数が約2倍!
これまでの中学3年間で習う単語数は1,200程度でしたが、今回からは小学校で600~700語、中学校で1,600~1,800語、併せて2,500語程度となります。
・文法内容の大幅な前倒し
現在の中2学習内容が、中1学習内容に…
過去進行形、be動詞の過去形、未来形、接続詞that
現在の中3学習内容が、中2学習内容に…
受動態、現在完了形
現在の高校学習内容が、中3学習内容に…
仮定法、現在完了進行形、原形不定詞
これらの変更にもかかわらず、学校の授業時間は変わりません・・・
ということは・・・
これまで以上の詰込み授業にならざるを得ず、一人ひとりの理解を確認せずに先に進んでしまう可能性があります。
そして、そもそも学校の授業の前提が・・・
「小学校で習った単語や文法は理解している」
ことになっています。さらに、これまで中1の後半で習っていた「can」は中1の最初の単元でbe動詞と一般動詞とともに扱われるケースが多くなっています。
では、どのように対策をすればよいのでしょうか。
新中学1年生の皆さんは、
① 小学校で教わった単語を「書けるように」しておく。
→ 定期テストで正しいスペルを書けないと減点になります。
② be動詞、一般動詞の区別、canの練習
※英検5級レベルの英単語・英文法をマスターしておくとよいでしょう。
中学2・3年生の皆さんは、これまでの学年の理解不足がないように注意しましょう!
春期講習では「次学年でスタートダッシュを決めるために」予習をするのがおススメです!