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勉強法に悩んだとき

2022.01.13 | 教務コラム

勉強法に悩んだとき

勉強法に悩んだとき
こんにちは!英才個別学院十日市場校です。
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

今日、受験生のとある子から「勉強でスランプに陥った時どうしているか」といった
質問をうけました。真面目に向き合えば向き合う程なぜか来ますよね、スランプって。

勉強に限らず、みなさんもスランプを経験したことはあるかと思います。
みなさんはそんな時、どうしていますか??

私の場合、とことん距離をとるか、突拍子もない方法で向き合ってみたりします。
そうすると、なぜか新しい発見をするんです。


この行為と結果に「セレンディピティ」という名前があったことを、ちょうど先日知りました。
難しい横文字を書いて、インテリ風吹かせたいわけではないので、是非お付き合いください(笑)

セレンディピティとは、本来の目的とは違った結果がぽろっと産まれる、要はラッキー副産物みたいなものです。
「さがしものはなんですか~♪見つけにくいものですか~♪」でおなじみ、
井上陽水さんの「夢の中へ」という曲がありますが

あの曲には、「探すのをやめたときに、見つかる事も良くある話で」といったフレーズがあります。
これもセレンディピティです。
どこだどこだと探している時には見つからなくせに
「もういいや、お菓子食べよ」なんて思ってパカッと開けた戸棚から
探し物がひょっこりと姿を現す。そんな経験はみなさんお持ちかと思います。


勉強で視野が狭まるとき、いくら同じ方法で向き合っていても
それはきっと、探し物を探している時と同じ状態だと思います。


では具体的にどのような事をしていたか・・私の体験談をお話していこうかと思います。

お恥ずかしながら、私は現役生の時国語の点数が非常に不出来でした。
センター試験の過去問を解いたり、現代文のワークを何度といても
点数が安定せず、「文章に関する予備知識がたまたまあった時」だけ良い点をとれる
といった、半ば神頼みのような状態でした。

そこで私は、一度文章読解の演習からきっぱり離れました
本当に、一切解かずです。ただ、受験生が一切国語の学習をしない
という状況も非常に良くないと思ったので、小学生用の教材をやりました(笑)

わけがわからないですよね。「とりあえず何でもいいからやっとこ」と思うのは
我ながら立派だとは思いますが、なぜ小学生用に・・・

ただ、そこで思わぬ発見がありました。高校3年の受験生が
小学生教材から何を学んだと思いますか?

私は、自身が現代文で伸びない理由を「読解力がない」という
ぼんや~りした言葉で片付けていました。

でも、そもそも「読解」とは何だろうと、そこを考えたことがなかったのです。
小学生向け教材には、まさにそこが細かく書かれていたのです。

細かい発見は割愛しますが、私は「なんもしないよりはマシ」と思い
半ば拗ねて取り組んだワークから、「読解問題が伸びない理由」を発見することができました

これが私の、最も心に残っているセレンディピティ体験です
それからは、なにかドツボにはまった時は必ず距離をとり
思わぬ発見に期待をしています。

皆さんも是非、スランプに陥った時はこの「セレンディピティ」を信じてみてください。
塾にいるみなさんは是非、自分とは異なった学習方法をしている先生の勉強法などを
真似してみてください!絶対合わないだろうなと思える人ほど良いかもしれません

その方法がたとえ、結果的に自分には合わなかったとしても
思いもよらない発見があるかもしれません。

以上、セレンディピティに関するお話でした
是非是非みなさんも試してみてくださいね。

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