こんにちは。
英才個別学院 天王町校 室長の米山です。
新学年準備でお問い合わせが多くなっているこの時期、
よくご面談でこういったお悩みをいただきます。
「家でなかなか勉強しなくて…」
「テストの点数が著しくなくて…」
多くの方はこういった学習のお悩みを抱えて
お問い合わせをいただきます。
我々が今まで習ったことや学んだこと、
全部を覚えていられているかというとそうではないです。
保護者様の中にも、小学生・中学生・高校生、、、
と過ごしてきた中で、今現在全部を覚えているかと聞かれると
「はい」という答えは返ってこないかと思います。
偉そうにこんなことを言っている私もそうです。
しかし、小学校のカラーテストや中学校の定期テストに
おいては限られた期間や、学習の範囲なのでいい方法があるのです。
【エビングハウスの忘却曲線】
という言葉を聞いたことがありますか?
これはドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが
人生の長期記憶について研究した結果の考え方です。
その瞬間は100%覚えていても、
20分経つと42%を忘却し、
1時間後には56%を忘却し、
1日後には74%を忘却したというデータです。
ちなみに1週間経つと77%を忘却しているそうです。
私はよく無料学習相談の場で、
1週間前の夕飯は何を食べたか生徒さん・保護者様に聞きます。
そうすると、ほとんどの方が忘れているのです。
(月曜日は必ず白米とみそ汁は出る!など固定のメニューを除く)
私も1週間前の夕飯に何を食べたかは覚えていません(笑)
しかし、よく考えると勉強も夕飯のメニューも思い出したいけど
思い出せない・忘れてしまっているという状況は似ていませんか?
では忘れないようにするためには何したらいいか。
肝心なのはここですよね。
必ず、毎日少しずつでいいので家に帰ったら
習ったことを復習してください。
新しいことを学んで「わかった!」
という経験を次は「出来た!」に変えることが重要です。
皆さんが1度はテレビで見たことであろうサッカー。
プロのフリーキックは無回転だったり、きれいなカーブを描いてボールが
ゴールに向かっていきます。
そのボールを蹴る瞬間を見れば「蹴る」という行為は分かります。
しかし、どう蹴ったら無回転になるのか、どう蹴ったらカーブが描かれるのか
そこまでをパッと見ただけでわかる方は経験者以外にはいないでしょう。
そのやり方は教えてもらって、練習して習得するしかないのです。
この「練習」というところが重要です。
何度も繰り返して練習することで、自分の技になります。
勉強も同じです。
教えてもらって、そのやり方で何回も問題を解いていって知識を習得してください。
次回は英才ではどのように「習ったことを忘れないようにしているか」を
書いていきます。
テストで高得点を取りたい方、成績UPしたい方必見ですね💡
また、現在新学年に向けて塾探しをされている方が多くなってきています。
本日このブログに書いたお悩み以外のことでも構いません。
学習面でお困りのことがございましたら、ご相談ください。