テスト直しを真剣にやったことありますか?

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テスト直しを真剣にやったことありますか?

2021.06.23 | 過去のブログ

テスト直しを真剣にやったことありますか?

テスト直しを真剣にやったことありますか?
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。



突然ですが、テストが返却されて振り返りをする生徒ってどのくらいいるのでしょうか?



 



自分が中学生のときには、点数だけみて、それでおしまいでした笑



 



どこでどう間違ったのか?次回同じ失敗をしないようにするにはどうすればいいのか?やってきた勉強内容は間違ってなかったのか?内容が間違ってなかったとしたら、やり方はよかったのか?など、実は分析をすることが非常に重要だということに気づいたのは大人になってからです笑



 



みなさんはどうですか?自分の試験結果の分析や検証って真剣にやったことありますか?



 



たぶん、ないという人がほとんどだと思います。



 



ひとつには、そういう習慣がないということ。試験前までが大事であって、あとは結果だけ知っておしまいというのが、当たり前になってしまっているという点です。



 



もう一つは、そのやり方がわからないということです。まったくやらないわけではなく、テスト直しのようなことはやるけど、その場で直しておしまい。それを次回にどうつなげるかまでは考えてないというものです。



 



教室では定期試験後の授業は1回分使ってでも、テスト後検証に使っています。



 



なぜなら、そのくらい大きな価値があるからです。問題の分析は講師が行ってしまいますが、答案分析は必ず生徒さんと一緒に行うことになってます。



 



生徒さんと一緒に行う理由は、試験を実際に受けた本人もよくよく自分の答案を見直してみると、ミスに気づいたり、1回はできるようになっていたはずなのに、試験のときには解き方を忘れてしまっていたということにも気づけます。



 



また、どんなミスの仕方で点を落としているのかなど、より詳細な分析を行うことで、次回以降の学習において気を付けるべき点が見つかっていきます。



 



また、ミスによる失点や、単に忘れてしまったことによる失点は、本来のその生徒さんの実力からすると、十分に点にできた箇所です。



 



そういう失点を数えてみると、大きな失点をする生徒で20点以上もそれが原因で落としてくる生徒さんもいます。



 



これ、自分でそのことに気づくととても悔しい気持ちが芽生えるんです。この自分で気づくことが大事なんです。



 



人から言われてどうこうよりも、自分で自分の失点内容に気づき、悔しいという気持ちが次への原動力となります。



 



悔しさが伴わないのに、次に頑張ろうとは思えないですよね。



 



そのため、答案分析は絶対に生徒と一緒に行うんです。講師だけがわかっていてもその効力は半減します。



 



生徒さん自身がその失点に気づくことにより、次回への大きなモチベーションの一つになるのです。



 



また、そういう失点がなかったら、本来ならこの点数が取れていたはずというのを知ることも大事なことです。



 



本来なら、そのくらいの点数をとる力が自分にもあると気づいてもらうことも非常に大事な要素になります。



 



自信をそうやってつけてもらい、悔しさを伴うからこそ、次への原動力となっていきます。



 



最初は講師と一緒に分析を行う生徒も、そのやり方がわかってくると、自分一人で自分の答案分析を行えるようになる生徒さんも出てきます。



 



自己分析力がついてくると、当然、入試や、もちろん学習面以外でもその力は大いに本人の武器になってくれるはずです。



 



原因を正しく特定し、その原因を解消するための正しい方法で努力できるようになれば、学習以外においても、将来の仕事でもそれはその人にとって大きな力になるでしょう。



 



テスト直し一つとっても、実は分析力という素晴らしい力を身に付けることができるのです。



 



やったことがないという人はぜひ一度真剣に自分の答案分析をやってみてください。



 



いろいろ見えてくるものがあるはずです。



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