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2021.07.11 | 過去のブログ
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今日は、間違えてしまった問題の原因の2つ目。忘れてしまったという点を考えていこうと思います。
誰にも起こりえる原因です。そもそも人間の脳は忘れるようにできているので、、、
解消法はシンプルで、忘れないようにするということです。
何だか、禅問答のようになってきましたが、、、
忘れないようにするには、ある一定期間をおいて、反復をすることです。記憶として定着させてしまえばいいのですから、これが一番シンプルです。
反復をするまでの期間は個人差があります。
ある程度、長期間記憶できる人もいれば、本当に短期間で抜けてしまう人もいます。
記憶の方程式というのがあります。自分もどこかで見たものですが、、、
記憶=回数×印象×理解度
で表されていました。
これには、自分の指導の経験上納得がいきます。
印象が強いものについては、たった1回限りのことであっても、強烈に記憶に焼き付きます。
だから、勉強をするときに印象に残す工夫をすればいいわけです。
例えば、社会や理科などは資料集を使うなどすると、印象には残りやすくなります。
どうしても文字情報だけでは、記憶には残りづらいですよね。資料集は写真や地図など、視覚的に印象に残りやすいものが載っています。
出来る限り文字情報以外のものを組み合わせることで、記憶に残しやすくする工夫をしておければいいと思います。
ただ、数学の公式なんかは、どうしても視覚に訴える写真や絵などは存在しないですよね。こうした場合は、なぜそうなっているのかを理解してから頭に入れることが大事になってきます。
印象付けが難しいものは、できる限りそうなる理由も含めた理解を伴った記憶をするように心がけることが大事です。
そのどちらも難しいものはやはりあります。英単語などはその代表例でしょう。具体的な形がある単語であれば、写真などは使えると思いますが、例えば「希望」などのような具体的な形がない単語はやはり印象付けるのは難しいですよね。
また、理解してから記憶するというのも難しいですよね。社会の地理の国名や地名のように、もうそうなっているから理解もへったくれもないというものもあります。
そういうものは残念ながら、やはり回数をこなして記憶に定着させるしかないです。
ただ、それでもやみくもに回数をこなすだけではなく、そこに印象や理解を伴う工夫を伴う暗記をすることで、記憶を強化できます。
これを生徒一人で行うのはなかなか困難です。
暗記すればいいのだろ。覚えるだけでいいのだろ。と言いますが、それがうまくできないから苦労しているわけであって、うまい覚え方、頭への入れ方は、やはり知っている人間から教わるのが一番いいんです。
当然、暗記をしたら、それ相応の反復は必要になってきます。知識をインプットしたら、それをアウトプットする機会を増やすことです。このアウトプットの機会がどれだけ多いかで記憶への定着度は変わってきます。
よく生徒には言いますが、最強の勉強法は、忘れない勉強。一度、身に付けたものを、忘れなければあとは積みあがっていくだけです。少なくとも理論上は、、、
ですが、忘れないということが、実はとても難しいことなのですがね。
暗記の仕方にも問題はあります。ただ、覚えればそれでいいかというと、実はこれだけでは実戦で使えない可能性があります。
試験では、同じ答えになるとしても、あの手この手で問題が出されます。
答えを知っていても、それが出てこなければ得点することはできません。
そのため、頭に入れる際には、知識を整理しながら入れておくことが望ましい。
頭の中に箪笥や引き出しをイメージしてもらい、自分の中でカテゴリーを作ってから、そこに一つのひとつの知識をしまっていくイメージです。
整理整頓しながら知識を入れてもらうことで、いざというときに、すっと取り出すことができます。
ただ、これも一人で行うのはなかなか難しい。元来、その知識がはじめてなので、どんなカテゴリーに分けて入れておくのがいいのかはわからないし、知らないからです。
だから、どうしても暗記ができたとしても、それが試験で使える効率的な暗記になっているかというと、そうでもないのです。
これも、やはりベストはしっかりとそれを知っている人か
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