中３生・高校生交流会！

こんにちは。英才個別学院八幡山校、講師の金井と申します。

「はじめまして。」なテンションの入りですが、実は私、半年ほど前まではブログをよく書かせてもらっていたので、自身の気持ちとしては「お久しぶり。」な感じです。
ただ覚えている人なんてどうしたっていないので、本当は「お久しぶりです。英才個別学院八幡山校、講師の金井です！」っていきたかったんですけど、控えめに「こんにちは。～～」とさせていただきました。

ガチでどうでもいいです。
本題に入らせていただきます。

今回お話させていただきたいのは、10/22（日）に実施したテスト対策の特訓についてです。特訓とは毎週日曜日に中3生に対して行われる都立対策の勉強会のことなのですが、定期考査前になると、都立対策の問題からテスト対策の問題へシフトされた特訓が開かれます。

しかし、今回のテスト対策の特訓はいつもとは一味違うものとなりました。
なぜなら、今回は「在籍している高校生が、中3生に対して教える」といった特訓だったからです！
他の生徒と同様、普段は教室で授業を「受ける」立場にある高校1年生2年生が、今回限りは中3生に対して勉強を「教える」立場となり、英語・数学・理科の3教科の対策をする形となりました。なりましたというか、そうしました！

この形式にした背景には、やはり八幡山校らしくアットホームで雰囲気よく盛り上がる授業を展開したいという気持ちが一番にありました。成績を上げる最後のチャンスとなる2学期末考査前の塾は、どうしても焦りや不安からピリピリとした空気感が漂います。確かに、もうとっくに遊んでいる時間なんてものはありません。
ただ、1人で抱え込み切羽詰まった状態で勉強を続けられるよりかは、ほんの一瞬の気分転換も込みで楽しく授業を受けてもらった方が精神面でも勉強面でも効果的なのではないかと思います。

そのために普段と違う空気感や、教わったことの無い人からの指導による新鮮さ、また歳の近い者同士による会話の楽しさなど、様々なことを感じ取ってほしいという思いから決まった今回の特訓ですが、高校生に対しても、急に教える立場に回った緊張感や、自身の受験に向けての刺激を生み出せたらいいなという思いがあり、これら多くの目的により結果、このようなの形式での特訓を実施するまでに至りました。
ただ、いざ実施が決まったとはいえ、始まるまでは考えた我々もワクワク50％、ドキドキ50％といったところでした。（これほんとに盛り上がるかな…うまくいくかな…と。）
しかし一番緊張しているのは我々でも中3生でもなく、高校生たちで（笑）この話を伝えられてからの2，3週間はずっと気張っているような状態で、授業中に「教えるなんてマジで無理。」や「ほんとうにやるの？？？」といった若干の愚痴やネガをこぼす場面も多々ありました（笑）

ですが自身も経験した辛いテスト勉強の手伝いということもあってか、次第に「何を意識して教えていますか。」「こう教えようと思ってるんですけどどうですか。」といった質問を我々にしてくるようになり、中3生の事を考え、教えることに前向きな姿勢で当日までかなり一生懸命勉強してきてくれました。

そして迎えた当日。
中3生にはその場で今回の特訓の形式が伝えられ、ここで初めてド緊張した高校生たちと顔合わせをしました。お互い話したこともない顔見知りな程度で、席に着いた両者は気まずさMAXといった感じでした。

「ああ大丈夫かな」と一瞬怖い空気が漂い、全力でフォローに回ろうと覚悟を決めました。が…いざ高校生が教え始めたらそんな心配全く必要ありませんでした。
高校生のみんな、自己紹介から教え方、合間の雑談など、始まる前に伝えたこと以上にスムーズに、そして丁寧にやってくれました。頑張って勉強してきた内容や、考えてきた話を懸命に伝えている姿に、こんなに成長したのかと感動をおぼえるほどに。

ナメてました高校生。ごめんなさい。

高校生たちの優しく丁寧で分かりやすい解説や、歳が近いからこそできる会話（「あの先生こーゆーところあるよねえ～」みたいなのも聞こえてきたけど(# ﾟДﾟ)）など、普段と異なる形式が中3生たちに見事にハマったおかげで、非常に賑やかで和気あいあいとした特訓となり中学3年生たちの楽しみながら勉強に励む姿勢を見ることができました。

また特訓終了後には、「次この特訓はいつあるんですか？！」「またやってほしいです！」「〇〇ちゃん（〇〇君）すごい分かりやすかったです！」など、中3生からの嬉しい感想ばかりで、結果的に今回の特訓は大成功に終わったと思います。

高校生たちは長～い呪縛から解放された様子でした（笑）ただ高校生たちも勉強への意識が上がったことでしょう。協力ありがとうございました。期末考査はみんないい点とれるように頑張ります。


今回の特訓を受け、一番の目的である盛り上がる授業は見事に達成することができたと思いますが、我々講師も、当然今に満足することはありませんが、日頃の授業において常に生徒のやる気を向上させられるような工夫・変化をし続けていかなければならないといった意識を強く感じることができました。
総じて得るモノの多い企画となりましたが、また今回のような八幡山校のアットホームな雰囲気が感じられるような企画を開催できればいいなと思っております。

繰り返しになるけど、本当に高校生のみんなありがとう！！！
とにかく期末頑張るぞ！！！！