ふだん、何気なくやっている勉強方法って科学的には効果が得られなかったり、中には逆効果になってしまったりするものがあります。
「この方が集中できるんで~」とそのやり方に拘ることも必要ですが、効率の良い学習をしたければ、科学的に立証されているものを取り入れていく事も大事です。
そんな間違いだらけの勉強方法シリーズ
第2回 その休憩の取り方って間違ってますよ。
さて、第2回も休憩の取り方です。
勉強を効率よく行うために、休憩をとる必要がありますが、休憩の取り方として
A:キリのいいところまでやって休憩をとる
B:キリが良くないけど、設定時間で休憩をとる
どちらが効率が良いでしょうか?
多くの方はAを選ぶと思います。
私もかつてはそう思っていました。
実はBの方が正解です。
勉強時間に時間を設定して進めていきます。
集中できる時間が限られているので、その時間が来たら打ち切っていく方法です。
こういった時間の管理をポモドーロ・テクニックというそうです。
途中でやめるって気持ち悪いと思いますよね。
しかし、
“ツァイガルニク効果”
人は達成できなかった事柄や中断している事柄のほうを、達成できた事柄よりもよく覚えているという現象。Wikipediaより引用
こんな効果が期待できるそうです。
気持ち悪いから印象に残って覚えられるわけです。
勉強は時間で区切ろう。
終わらなかったら、勉強の回数を増やそう!