ふだん、何気なくやっている勉強方法って科学的には効果が得られなかったり、中には逆効果になってしまったりするものがあります。
「この方が集中できるんで~」とそのやり方に拘ることも必要ですが、効率の良い学習をしたければ、科学的に立証されているものを取り入れていく事も大事です。
そんな間違いだらけの勉強方法シリーズ
第3回 覚えてますだけじゃ点数が取れないですよ
テスト前に一生懸命暗記を頑張っている人を見かけます。
単語テストや漢字テストの前もそうですよね。
ただ、覚える行動をしていても点数が取り切れないって知ってますか?
テストで点数を取るための勉強と考えたら間違った方法で覚えている人が大変多いです。
・単語帳やプリント、教科書を眺める
・説明や解説を聞く
・まとめノートを作る
こういうことが間違いではありません。
これしかやらないと点数が取れません!
なぜ点数が取れないかというと、問題を解いていないからです。
コロンビア大学の研究でも、インプットをした量の2倍以上のアウトプットをした人たちが点数のアップ幅が大きかった研究結果を出しています。
インターネットでも「インプットとアウトプットのバランス」で検索しても、ちょうどいい割合は3(インプット):7(アウトプット)と出てきます。
ちょっと勉強が苦手な人は、インプット4:アウトプット6 にすると結果につながりやすいかと思います。
覚える・わかる⇒できる と変換するために
1.覚えた、わかった
2.ちゃんと覚えているか、ちゃんとわかっているか、解いてみる
3.忘れずに覚えているか、忘れずにわかっているか、解いてみる
3.聞かれ方が違う問題や類題でもちゃんとできるか、解いてみる
覚えたことは、3回解いてみよう!