ふだん、何気なくやっている勉強方法って科学的には効果が得られなかったり、中には逆効果になってしまったりするものがあります。
「この方が集中できるんで~」とそのやり方に拘ることも必要ですが、効率の良い学習をしたければ、科学的に立証されているものを取り入れていく事も大事です。
そんな間違いだらけの勉強方法シリーズ
第9回 授業のプリントをまとめる
成績が伸びにくい中学生がやっている間違い勉強です。
勉強した気分になれるけど、結果につながりにくい練習方法です。
まとめることは悪くないのですが、学校の授業で使ったプリントをまとめることはテストの点数には直結しない勉強方法なので、今すぐやめた方がいいレベルです。
なぜ、授業のプリントをまとめることがいけないのか?
授業で配られるプリントは、まとめられているものだから
先生がまとめてくれたものを、新たにまとめる必要はないんです。
まとめる:バラバラに散らばったものをひとまとめにすること
つまり、まとまっているのでまとめる必要がないんです。
では、まとめる勉強はどうすればいいのか?
一例をあげると、、、
文章で書いてあるものを箇条書きにする
文字で書いてあるものを図やグラフで表す
長い文章を短い分で書き直す
テスト範囲の教科書を読みながら、ポイントになりそうなところと説明をノートに書く。
文章を読んで状況を図で表してみる。
一文で要約する練習をしてみる。
こういった練習をしていくと、大事な部分を覚えやすくなります。
ぜひ、意識的に取り入れてほしい勉強方法です。