【比例代表に個人名？】参議院選挙が近いので

今日のブログは、参議院選挙が近いのでちょっと気になることを書いていきます。

今回の参院選で「比例代表も個人名で」と訴求している候補者が多いですね。

宣伝カーでも街頭演説でも「比例も〇〇」と言っている候補者を耳にします。

一般的に選挙の投票って、個人名で投票して比例代表は政党名で投票するイメージですよね。

ところが、参院選の場合は比例代表制が全国区の非拘束名簿式というシステムで行われています。

どういうことか？

比例代表の投票は全国で行われて、個人名で投票した場合は所属する政党に票がカウントされます。

政党が獲得した議席数によって、比例候補者の中で「得票数が多い順」で当選者が決まるんです。

つまり、比例代表を個人名で書いてもらうと名簿の順位が上がるので当選の可能性が高まるんですね。

ちなみに、前回の2019年の参院選での比例代表で個人名を記入した人は２５％ほどだそうです。

衆議院の比例代表では、候補者の名簿に順位が付いている拘束名簿式のため、政党名でしか投票できません。

個人名で投票した場合は、無効票となりますのでご注意を

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