2024.08.31 | 勉強法
都立高校入試対策:社会の点数の取り方【前編】
練馬区中村橋の個別指導塾 英才個別学院中村橋校の佐々木です。
今回は都立高校入試の社会について書いていきます。
後にも書きますが、社会の勉強は即効性がないのでコツコツ積み重ねていくのが正攻法です。
そのため、攻略法もちょっと長くなります。
〇社会の問題は難しい?
都立入試の社会の問題は難化していると言われていますが、本当に難化しているのでしょうか?
過去の社会の平均点を追ってみましょう。
令和6年度 55.5点
令和5年度 55.6点
令和4年度 49.2点(過去20年最低点)
令和3年度 54.6点
令和2年度 57.0点
平成30年度 52.7点
平成29年度 61.5点
平成28年度 58.6点
平成27年度 59.3点
平成26年度 59.1点
過去10年間で1度しか平均点60点以上がなく、ほぼ50点台で推移しています。
他の科目が60点以上の平均点になるのが10年で3~4度あり、国語は平均点50点台は過去20年で1度しかありません。こういう比較をしていくと、社会は難しい科目と言えるかもしれません。
しかし、過去20年間の平均点を平均して見ると国語を除く4科目が57~8点でほぼ横ばい、国語だけ10点プラスという結果になり、一概に社会だけ難しいというのは違うようです。
自校作成問題で入試を行っている学校は全部で11校(国際高校は英語のみ実施)なので、割合的には6%ほど、受験生の割合で見ても10%未満なので多少の影響はあっても、大幅に変わらないので、やはり難しめの問題であると言えますね。
〇社会の問題で点数が取りにくいのはなぜ?
それでは、なぜ社会の問題が難しいのか?を考えていきましょう。社会の問題を細かく見てみると答えが見えてきます。
①学校のテスト問題と最も離れている
②並び替え・組み合わせなどの完答の問題があり正答率を下げる
③ヒントとすべき資料で定期テストで問われないことが書かれる
こんな感じで問題を出されたら中学生には難しく感じると思います。範囲も広く、1~2年の内容も忘れてしまっていると難しく感じるため、他の科目より後回しにする人が増えて、余計に点数が取りにくくなっていきます。また、選択問題なので、一応答えることができてしまうので、解き直し学習がうまくできない人は一向に上達しないまま進んでしまいます。
〇実は社会の点数は取りやすい!?
ここまでは社会の入試問題は点数が取りにくい!と主張しているように書いていますが、目線を逆にしてみたらどうなるでしょう?
過去10年間で最高点と最低点の幅が一番小さい科目が社会なんです。
どういうことかと言うと、社会は点数が取りにくい反面でとても低い点数を取らずに済む科目ともいえます。
つまり、難しい問題もあるけど取りどころの問題も他の科目よりも多い!と言えますね。
細かく分野ごとに、1問ずつ紐解いていくと見えてくるものもあります。
次回は実践的に点数が取れる取り組みを書いていきます。