今回は、地球の自転と公転がどのようにして季節を変化させたり、夏が熱いのかを分かりやすく説明します。
まず、地球の自転について説明します。
地球は自分の軸を中心に一日(約24時間)かけて一回転しています。
これが地球の自転です。自転によって、昼と夜が生じ、地球上の異なる場所で異なる時間に太陽が昇ったり沈んだりします。
次に、地球の公転について説明します。
地球は太陽の周りを一年(約365日)かけて一周します。
これが地球の公転です。
公転の軌道は楕円形をしており、地球はその軌道を一定の速さで移動しています。
地球の自転軸は公転軌道に対して約23.5度傾いています。
この傾きが季節の変化を引き起こします。地球が公転する際、ある時期には北半球が太陽に向かって傾いており、他の時期には南半球が太陽に向かって傾いています。
夏が熱い理由は、地球の傾きと公転によって説明できます。
夏の間、北半球は太陽に向かって傾いており、その結果日光が当たる時間が長くなるんです。
日光を浴びている時間が長くなるので地面や空気を温めるため、気温が上がります。
逆に、冬の間は北半球が太陽から遠ざかるように傾いているため日光に当たる時間が少なくなり、夏と比べて気温が下がります。