大学受験と高校受験の「偏差値50」の違い

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大学受験と高校受験の「偏差値50」の違い

2021.10.04 | 進路

大学受験と高校受験の「偏差値50」の違い

大学受験と高校受験の「偏差値50」の違い
【池尻大橋の個別指導塾 英才個別学院池尻校】のブログ

今回は実際に大学を目指すとして、よく言われる偏差値とはどう考えればよいのかというところを話していきます。
よく「大学受験での偏差値は高校の+10くらい」というような話を聞きませんか?
そもそも高校受験と大学受験では受験生の母集団が異なるため、そのような話が出てきます。

高校受験で「偏差値50」といえばだいたい真ん中くらい。
じゃあ大学も偏差値50くらいのところでいいか、普通にやっていればそのくらいなんとかなるんでしょ?
と思いきや、大きな落とし穴があるのです。

まず小学校卒業時、約10%の児童が私立・公立中間一貫校に進みます。
その後公立中学に進学した約90%の生徒が高校受験を迎えるころ、約4%の生徒は高校進学をせずに就職などの道を選びます。
その他は高校を目指すので、その中での偏差値ということになります。
したがって「偏差値50」というのはだいたい真ん中くらい。
次に大学受験ですが、18歳人口のうち約55%が大学へ進学します。
その他に専門学校や就職を目指す生徒たちがいるのです。

さて、様々な模試で偏差値が出ますが、それは進学を希望している約55%の中での偏差値と考えてください。
そうすると、大学進学を考えているのがそもそも約半分、その真ん中(偏差値50)というのは、上位20~30%くらいということです。
そしてこの偏差値50レベルの大学が日東駒専といわれる大学群です(最近では日東駒専といっても偏差値が55以上必要なところも増えてきていますね)。
つまり、大学受験における「偏差値50」は上位に位置しているということが分かります。
普通に学校の授業を受けているだけでは到底届かないレベルということです。

まずはこの偏差値の概念を理解しておいてください。

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